2024年4月15日月曜日

宗教と政治

日本人は政教分離が普通だと思っています。でも世界的に見ると政教一体が多数派です。もともと政治と宗教は一体であり、近代になって分離が試みられたという歴史があります。法律ができる以前に宗教があり、その戒律が法律の第一歩だったという事です。むしろ日本は奇跡的に政教分離が成功した国と言えます。アメリカですらキリスト教が事実上の国教となっており、4年ごとに新しい大統領は聖書に手を置いて自身の役目を宣言します。宗教が政治と不可分だと思えば、今のイスラエル対パレスチナの戦争も納得できます。たとえ宗教が目指すところは平和でも、その手段として戦争が容認されています。

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