2026年9月6日日曜日

不正と仕組み

この「ちいかわキャンペーン」問題[^1]は、不正できない仕組みの欠如が原因です。キャンペーンを企画した側が従業員による不正を予想して、それができない仕組みを設計しなかったという事です。どんな従業員にも「出来心」というスキはあり、そのためにたとえば経費精算には上司による承認が必須となっています。マクドナルドのハッピーセットにも景品目当てに買い占めとネットでの転売という問題があったのに、似たような問題が起きる可能性に気づけなかったのは想像力が足りません。従業員に当たりの景品を入れる役目を与えれば、誰の監視もない所でその景品を抜くぐらい朝飯前です。景品の補充を管理職の仕事にするか、または引換券の発行に留めてレジで封印された中身が見えないガチャガチャを回すという方法なら不正を防止できます。もとは「性善説」による見逃しだったとしても、簡単に不正ができる仕組みを放置するのは「手抜き」であり、企画側の仕事の詰めが甘いという評価は免れません。会社において「性善説」は通用せず、内部統制は法律で必須とされています。

^1: https://www.yomiuri.co.jp/economy/20260905-GYT1T00218/

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。