筆者も独身で日本の会社に就職した時におかしい[^1]と思っていました。家族手当や子供手当などはよく組合が毎年の増額を要求してました。でも独身者には関係ありません。会社の給料は何に対する対価なのかという疑問です。もし給料が仕事で会社にもたらした利益への対価ならば、家族手当や子供手当は独身者にとり不公平な仕組みです。すべての独身者が結婚して子供を持つ訳ではないので、そうした手当は何のためにあるのかが疑問でした。共稼ぎが一般になった現在、見直しが必要な手当でしょう。子ども手当も国家が社会保障の一部としてやるべきで、会社の給料とは無関係にすべきです。基本給を上げると固定費が増えて困る会社と、毎年手取りを増やしたい組合がひねり出したのが家族手当や子供手当であったと思います。働き盛りの30代の転職を防ぐ効果もあるのでしょう。これは年功序列の賃金とも関係する話です。20代の賃金は低めに抑えて、40代の賃金を高めにする事で生活コストと給料のバランスを取るという考え方です。つまり給料は仕事で会社にもたらした利益への対価ではなく、運命共同体として会社に人生を捧げる事への対価となります。転職が一般化した令和の時代にはミスマッチです。
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