2024年2月28日水曜日

日本の人口問題

こうした記事[^1]を見るたびに、筆者は記者のツッコミ不足というか取材不足を感じます。もう日本人の出生数を増やす方法はありません。最後のチャンスは2000年代にあり、日本はそれを逃しました。外国人も含めればチャンスはあるものの、そんなに多くの移民を受け入れると必ず問題が起きます。筆者は限られた数の移民には賛成で、それも高度技能を持つ高収入ならという条件付きです。人口問題研究所の「中位推計」は実現性が高い数値ではなく、前年までの全国平均にすぎません。トレンドとして低下傾向ですから、実現性が高い数値は中位推計と下位推計の間にあります。ちなみに下位推計は最も条件が厳しい東京の出生率です。生まれる日本人の数が減り、結婚する日本人の数が減り、出生率も減っています。子供は未来への投資であり、社会で最優先されるものという発想を持たない日本では出生数は減り続けます。たとえ出生率が持ち直しても、出生数は減り続けます。見たくない未来を見せるのも記者の仕事です。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2632D0W4A220C2000000/

2024年03月08日追記
「女性の働きやすさ、日本は29カ国中27位」そして最下位は韓国です。

2024年04月12日追記
これは不都合な真実なので、日本国民は見ても見ないフリをしています。

2024年04月24日追記
ロボット化やAI化を促進して、人口減でも経済成長する国を目指すべきです。

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