2024年2月4日日曜日

集落ごと引っ越し

能登半島地震で過疎地の集落が孤立し、地元に残るか二次避難先に移るかで割れています。そうした過疎地は高齢者が半数以上を占め(限界集落)、高齢者が地元に残るのは命の危険があります。東北地方太平洋沖地震の経験からすると、子育て中の家族や若者は一度過疎地を出ると戻ってきません。つまり過疎地は今後ますます過疎化し、住むのは高齢者だけになります。ところが高齢者だけでは集落は維持できません。そこで石川県は積極的に、被災した過疎地の集落をもっと便利な場所に引っ越しさせるべきで、それに必要なお金を国に出してもらうのは知事の仕事です。つまり能登では限界集落に地震がとどめを刺したという事です。子育て中の家族や若者が住みたいと思う場所に集落をそっくり移しましょう。高齢者に「老いては子に従え」と諭すのもまた知事の仕事です。

2024年02月09日追記
「能登地震の復興は東日本に学べ」「町を元に戻しても人は戻らず」選択と集中が必要です。

2024年03月05日追記
復興住宅があっても、残るのは高齢者だけというのが現実です。いずれ負動産化します。

2024年04月12日追記
無駄な財政支出は避けたい」のは当然です。石川県知事の仕事は過疎地を集約する事です。

2024年04月19日追記
こういう反論が出るのは当然です。当事者がどうしたいかを決めないと国が決めます。

2024年04月25日追記
災害が起きたら、都市部に移る人も出て、人口の流出は加速します。集落を元に戻しても、震災前の光景は戻らないのです。人口減少下の地方で起きた災害の現実です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。