2024年7月16日火曜日

去年より暑い今年

2023年は異常に暑い年でした。でも2024年はさらに暑くなりそうで、世界の気温はIPCCの予想より速く上昇しています。これが何を意味するかと言うと、①IPCCの気候モデルに足りない部分がある、②IPCCが予想したより気候変動の危機は早くやってくる、という事です。温暖化ガスの排出国トップは中国と米国で、これにインドとロシアが続きます。特に中国の排出量は米国よりも一桁多く、まず中国と米国が化石燃料の消費を抑えることが必要です。でも実際にはコストの面からむしろ化石燃料の消費は増えており、それは日本も同じです。夏が暑い分エアコンの電力消費も増え、より多くの火力発電が使われるという悪循環に入っています。現実に温暖化を止められない以上、個人レベルでは温暖化でも「死なない」工夫が必要です。短パンにポロシャツで働くサラリーマンとか、学校(体育館も含む)や公共施設への冷房完備を当然とする社会に変わるという事です。もはや真夏で一番涼しい都道府県は沖縄県であり、その沖縄の服装を真似しましょうという考え方です。変化に適応するしか生き延びる道はありません。

2024年09月07日追記
やはり2024年は2023年より暑く、気候モデルの予想を超えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。