2022年1月25日火曜日

アジア人と欧米人

アジア人は新型コロナで死亡する割合が、欧米に較べて一桁少ないという数字[^1]が出ています。新型コロナが始まってから2年以上経過し、統計的に意味のある数字を得られるようになりました。人口百万人あたりの新型コロナ死亡者数は、感染者数の多い順にアジアだとインドが350、インドネシアが519、フィリピンが478、マレーシアが966、タイが315、日本が147とほぼ3桁です。これに対してアメリカが2662、ブラジルが2889、フランスが1964、イギリスが2249、ロシアが2238、トルコが1003とほぼ4桁です。もちろん新型コロナによる死亡の定義は国ごとに若干異なるので、おおざっぱな傾向として一桁違います。つまりアジア人には、パンデミックが始まる前から新型コロナへの免疫があったという可能性があります。

^1: https://www.worldometers.info/coronavirus/#main_table

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