2022年1月28日金曜日

5類感染症

オミクロン株が主流となっている新型コロナの対応が矛盾だらけで、日本は自分で自分の首を絞めています。たとえば子供がコロナ陽性になった場合[^1]、陽性と判定された日から10日間は子供は隔離となり、親は最終日に濃厚接触者と判定されるのでさらに10日間隔離となります。つまり親は合計20日間の隔離です。ところが最初の10日間のうちに親も陽性判定がでれば、その日から10日間の隔離で済みます。つまり早く感染した方が合計の隔離期間が短くて済みます。またワクチン接種の有無は考慮されないので、せっかくワクチンを受けていても濃厚接触者の判定は変わりません。感染予防やワクチンが親に有利に働かないという矛盾です。新型コロナを早く5類感染症[^2]に引き下げて、インフルエンザなみの扱いにしないからこうした矛盾が現れます。ワクチン接種率は国民の7割を超えており、抗体薬や抗ウイルス薬も使えるので、もう新型コロナを恐れる必要はありません。オミクロン株はもはや2類感染症に該当せず、分類変更の決断を先に延ばすだけ社会的損失が増えます。コロナウイルスが世の中から無くなる事はありません。


2022年02月02日追記
親の待機が最小7日間に変更されました。ワクチン接種の有無は考慮されません。

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