日本でレジ袋の有料化が始まって、あるレジ袋の会社がリストラする[^1]ことになり、同情が集まっているそうです。そうした意見はSNSで増幅されるので多数意見のように見えるものの、おそらくこれは少数意見です。なぜならそうした外部要因で会社が傾く場合、それはおおむね会社の経営が悪いからです。レジ袋の有料化は急に決まった事ではありません。外国で始まり日本に波及するまで3年はかかっています。その間にお洒落なエコバッグを開発するとか、生分解性ゴミ袋を開発するとか、今なら医療用抗菌手袋を開発するとか、レジ袋の落ち込みをカバーする製品を開発できははずです。一般論として言えば、経済的に淘汰される会社にはそれなりの理由があり、後継者がいないとか企業努力が足りないという事です。このレジ袋の会社の実情は知らないので、本当の理由は分かりません。でも環境に悪いと分かっている製品を作り続ける会社は、これから減っていくであろうとは想像できます。ガソリン自動車の会社とか、石炭火力発電の会社とか、プラスチック食器の会社は時間の問題です。
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