日本の2022年度予算案[^1]が決まりました。本当に圧縮したい社会保障関係費が36.2兆円となり、国債でまかなう36.9兆円とほぼ同じ額というのが象徴的です。つまり単年度黒字にしたければ社会保障関係費をゼロにする位の変更が必要です。年金や医療の負担に歯止めがなく、高齢化とともに社会保障関係費は増え続けます。もともと年金保険と健康保険は「保険」なので全額を加入者が払う保険料から支出するべきなのに、有権者の反発を恐れて保険料を低く抑えているため、足りない分を国債で補填しています。この国債は次の世代が増税で返す借金となり、選挙権のない世代からの搾取はますます増加しています。
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