2022年8月11日木曜日

コロナの出口戦略

変異を続ける新型コロナの出口戦略を考えました。もし病原性のない変異型に変われば一番です。でも過去2年の傾向からみると感染力を増す一方で、発熱や喉の痛みなどの典型的なカゼの症状は残っています。マスクの効果も下がっており、冷房で締め切られた空間で飲食をすれば感染は免れません。そこで新しいカゼのウイルスとどう共存するかを決める必要があります。インフルエンザと同様のカゼだとすれば、毎年のワクチン接種で共存できます。2019年まで日本では毎年1000人ほどインフルエンザによる死者が出ていました。ならば新型コロナとインフルエンザの合計で年間1000人までの死者は許容できるはずです。経済的理由から行動制限はできないので、考え方を変えなければなりません。希望者がコロナとインフルのワクチンを毎年接種するかわりに、新型コロナをインフルなみのカゼとして扱いましょう。それが現実的なコロナの終わり方となります。もし新たに危険な変異型が出てきたら、その時に扱いを見直せば十分です。新しいウイルスはこれからも誕生するので、ウイルスとの戦いに終わりはありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。