2022年8月6日土曜日

避けられた原爆

アメリカが沖縄戦の勝利宣言をしたのが7月2日で、広島に原爆を落としたのが8月6日。つまり日本は沖縄を失ってから1ヵ月以上もの時間を無駄にした結果、原爆攻撃を受けたというのが歴史的事実です。これは日本の学校ではまず教えてません。当時は日本のトップが敗戦を認めず「本土決戦」なんて無責任な事を言ってた時期で、ソ連を仲介役にアメリカと講和しようと考えていたアホもいた時期です。もちろんソ連は日本から領土を取り返す絶好の機会とみて、日ソ不可侵条約を破って対日参戦した事ぐらいはご存じですね。この1ヵ月の間にさっさと負けを認めて、無条件降伏してれば広島や長崎に原爆を落とされる事はなかったと筆者は思います。敗戦を認めるべきは当時の首相ですが、そう簡単に敗戦は認められません。天皇も大事な事を知らされていない立場なので、これまた敗戦を認める事ができません。だれも敗戦の責任を取りたくないから、広島と長崎の市民が犠牲になりました。どうすればあの原爆を避けられたのかという視点を持たないと、歴史を学ぶ意味がありません。

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