2022年8月5日金曜日

宗教と政治

日本は建前上政教分離です。そうは言っても公明党と創価学会のように、宗教団体が支える政党は存在します。宗教が現世の利益を求めれば、政治と方向が同じになるのは避けられません。選挙で票が欲しい候補者が宗教を利用し、その結果当選した政治家はその宗教を無視できなくなります。信教の自由もあるので、政治家がある宗教の信徒となる事は合憲です。ではどういう場合に宗教と政治の結びつきが問題になるのでしょう。それは宗教がその一線を越えた時です。宗教がカルト化して反社会的活動をした場合、それは宗教ではなくヤクザと同じ反社会的勢力になります。団体の目的が金儲けとなり、信徒の心の弱みにつけ込んだ詐欺行為となります。そうした活動をしている宗教に接近する政治家は、違法行為に加担している自覚があるでしょうか。オウム真理教を経験した日本は、カルトがどれだけ恐ろしいかを知っているはずです。

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