2023年7月25日火曜日

この手があったか

車の修理屋兼販売店と保険会社が結託すると、こんな不正で消費者が不利益を受ける[^1]という構図が明らかになりました。恐らくこれは氷山の一角で、小規模な不正はあちこちで行われているのでしょう。アメリカでは車の販売店が自賠責などの保険を販売する事はありません。オンラインで保険に入れるので、車を買う手続きの中でオンラインで好みの保険を買って、その保険番号を販売店が記録します。車両事故の場合は保険会社に連絡すると、あとで車を保険会社の指定工場に持って行き、そこで被保険者立ち会いのもと保険会社の担当者が写真を撮って修理代を査定します。その額に対して車の所有者は保険を使って直すか、あるいは保険を使わずに直すか、または擦り傷ぐらいなら直さないかを選べます。消費者が不利にならない仕組みは可能で、ただ規則を変えれば良いのです。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB254EF0V20C23A7000000/

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。