2023年10月28日土曜日

トランプ優位

8月23日米国ウィスコンシン州ミルウォーキーで共和候補による初の討論会[^1]がありました。本命のトランプ氏が欠席の中で、いわば前座中心の討論会で名を上げたのがインド系投資家のラマスワミ氏です。38歳と若く弁舌巧みな同氏は、トランプにうんざりしている共和党党員の間で特に若者に受けています。ただし、同氏を含めてクリスティ氏以外は基本的にトランプ氏を支持しており、とても予備選に勝てるとは思えません。むしろここで名前を売っておき、2028年の大統領選で勝つという算段です。普通ならトランプ氏に次いで人気が出るはずの元副大統領ペンス氏は、トランプ支持でもなく不支持でもないという中途半端な立場を維持しているので、ただの風見鶏と見られています。トランプ氏と対決する勇気のない候補者がトランプ氏に勝てる可能性はなく、来年の予備選ではトランプ氏が勝つと予想します。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2706B0X20C23A8000000/

同日追記
ペンス氏は2024年大統領選から撤退しました。

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