2023年11月25日土曜日

今年は72万9000人程度

日本の人口は低位推計に近い数値で推移しています。2023年の出生数は72万9000人程度[^1]と推定され、令和5年の見込みでは中位の数値で73万9000人[^2]だったので、すでにこれを下回っています。来年2024年は中位推計だと出生数が増えると見込まれているものの、実績として中位では推移していないので、本当に増えるかどうかは分かりません。出生率の低下にも歯止めがかからず、もはや手遅れというのが実情です。たとえ出生率が今後多少上がっても、女性の数そのものが減るので出生数が減ります。出生数低下を食い止める最後のチャンスは20年前にあり、これを逃した日本の人口はこれから加速度的に減ります。国民は現実を直視して、より少ない人口でどうやって国を運営するかを、年金や健康保険も含めて議論すべき時期です。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA216UT0R21C23A1000000/

2023年12月22日追記
2050年と先の話ではなく、今の話として日本人が毎年減っています。これが現実です。

2024年02月14日追記
2023年の出生数(日本人)は、前年に比べて4万人以上少ない72万6000人程度です。

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