2023年11月27日月曜日

日本の果物

日本の果物は手間暇をかけて単価を高くする方向に行っています。その結果リンゴは小売値でひとつ200円ぐらいになり、おいそれとは買えない値段になりました。そのうえリンゴが大きすぎて、ひとりではその4分の1しか食べられません。これはスーパーのリンゴの売り方に問題があり、ひとついくらで売っているからです。だとすれば消費者はなるべく大きいリンゴを選びます。小さいリンゴは売れ残るので、食べやすい小さいリンゴが手に入らない事になります。そうではなくて、重さでいくらという売り方にできないものでしょうか。小さいリンゴにも需要があり、重さに応じた値段なら小さいリンゴにハンデはありません。農家が収入を増やすため単価を高くするのは理解できます。その結果やたら甘くて柔らかいリンゴばかりがスーパーの売り場に並ぶのも仕方ありません。でもすべての消費者がひとつ200円のリンゴを買える訳ではありません。酸味があって歯ごたえのある小さなリンゴを食べたい消費者もいます。日本の大きくて甘くて柔らかいリンゴは、筆者の好みではないという事です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。