2023年11月1日水曜日

福岡のイチゴ

この記事では2024年問題として物流[^1]が問われています。物流は大量のCO2を出すので、物流距離は短いほど良いとも言えます。福岡産のイチゴを東京に運ぶのに、時間と値段のトレードオフがあるというのは分かります。この距離ならトラックより船の方がCO2の排出量は少なそうです。ただ、鮮度が命のイチゴをこれだけの遠くから運ぶというのが残念です。東京が消費地なのは仕方ないので、福岡産イチゴを東京で食べたい人は運送料のプレミアムを払うとして、それ以外の人は関東産のイチゴが出回るまで待つのが、値段とCO2排出量の双方で有利でしょう。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC22C1M0S3A920C2000000/

2024年02月13日追記
大気中のCO2を回収してイチゴに与えるという試みです。でも冬のイチゴは暖房が必要。

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