2023年11月30日木曜日

4畳半とBS4K

BS4Kは自分の認識としてBSと同じ番組なので筆者は視ません。そのBSも通販番組が多いので、せいぜい夜のニュースぐらいしか視ません。自分の視力にも限界があり4Kは高精細と言われてもその差が分かりません。つまりBS4Kの放送にどんな意味があるのか不明です。やたらチャンネル数を増やしても[^1]、そもそもコンテンツが追いついていません。日本の家電業界は新しい規格でテレビの買い換えを狙います。ところが狭い部屋の小さなテレビにそんなに高精細の画面は不要です。普通のBSは地デジと同じ規格で、1440x1080ピクセルです。BSPで1920x1080ピクセルとなり、BS4Kは3840×2160ピクセルとBSPの4倍の画素数になります。人間の目が点を区別できる最小間隔は、視力が1.0の人で5mの距離だと約1.5mmです。50インチの地デジテレビはピクセルあたり0.5mmぐらいなので、すでに十分な解像度があります。つまり5mの距離で見る限り、普通のBSとBS4Kの違いは視力が2.0以上でないと分からないのです。言い換えると、100インチぐらいの大画面でないと視力1.0の人にBS4Kの良さは分かりません。そこで残る手はテレビを近くで見ることです。半分の2.5mの距離なら、視力が1.0でも普通のBSとBS4Kの違いが分かります。例えば4畳半の部屋に50インチのテレビを置くという状況です。実際テレビを視る距離はもっと近くが推奨されているので、老眼にはメガネが必要というオチになります。

^1: https://www.yomiuri.co.jp/culture/tv/20231128-OYT1T50147/

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