この記事[^1]は良いポイントを突いています。ただし問題の指摘だけで、解決策はありません。「日本がどの分野で稼ぐのか」はとても重要で、平成の30年間が「失われた30年」と言われる理由のひとつは経済戦略の欠如です。円高になると人件費を減らすため非正規労働者を増やし、円安になると物価高を緩和するため赤字国債でバラマキをするのでは、対処療法だけで終わってしまいます。エネルギーと食料を輸入する日本は外貨を稼がねばならず、国として円高を目指すべきです。円高でも売れる商品やサービスを手に入れるには、まず教育からやり直す必要があります。国産エネルギーを増やすには再生可能エネルギーへの投資が必要で、人口減と人手不足を克服するために自動化も必須です。つまり日本が投資すべき3分野は、「教育、再生可能エネルギー、自動化」(ERA)です。
2023年12月01日追記
構造改革はいつも総論賛成各論反対に終わります。岩盤規制を崩せるでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。