日銀はデフレ脱却を目指して国債を大量購入し、現金を市場に供給しました。政府もデフレ脱却が少子高齢化に対する唯一の解答でもあるかのように、これに固執しました。輸入インフレは海外製品の値上げと円安が原因です。それでデフレ脱却できたとしても、そのあとインフレになるとは限りません。輸入インフレに賃金上昇が追いつかなければ物価だけが上がり、賃金は上がらないスタグフレーションになります。大企業は内部留保から賃上げできても、中小企業はそれができません。よって持続的なインフレには少子高齢化を上回る生産性の向上が必要で、労働者1人当たり毎年4%の生産性上昇が目標となります。
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