2024年3月8日金曜日

不採算路線

日本の人口が減る中で、不採算路線[^1]は維持できません。観光による黒字化ができない場合、税金で不採算路線を維持するのは無理です。特に過疎地を走る地方鉄道はバスに置き換えても赤字です。人口減で国が縮むという事は、廃止路線が増えるという事です。過疎地に住むコストは時間とともに上昇します。そのコストを払えない人は住む場所を変えるしかありません。好きな場所に住む権利には、その場所に住むのに必要なコストを負担する義務が伴います。水道の維持費、道路の維持費、電気の維持費など過疎地には大きな維持費がのしかかります。人口減で国が縮むという事は、今までできた事ができなくなるという事です。もちろん増えるのは不採算路線だけではなく、耕作放棄地や空き家も全国で増えています。過疎地を減らすには住民に移住してもらうのが得策です。人口はある程度集まってくれないと、インフラ維持費を払えません。

^1: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC212MX0R21C23A1000000/

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