2025年5月17日土曜日

日本の国家支出

選挙前になるといつも消費税減税[^1]の話が出ます。でも日本の国家支出を削るという話はまず出てきません。減税したければ支出を削るのが筋です。ではその支出の内訳[^2]はと言うと、ざっと国債の利払いが10兆円、これに元本の返済を足して国債費だけで28兆円です。これは社会保障費の38兆円に次ぐ規模で、しかも借金なので削る事はできません。すると社会保障費を削るのが先決となります。国債に頼るのを止め、身の丈に合った支出にするには社会保障費の減額に踏み込むべきです。もちろん選挙前にこんな話は誰もしません。でも少子高齢化で国債の販売は毎年難しくなり、それだけ長期金利は上がります。医療費の3割負担、失業保険の廃止、基礎年金の減額など支出削減に踏み込まないと、日本は外国に身売りする事になります。


2025年05月22日追記
財政赤字は国債金利の上昇を招きます。国債の金利払いが増え、インフレが進みます。

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