2025年5月21日水曜日

国会で決めよう

コメの小売価格は国会で決めるべきです。生産者と消費者の折り合う価格は、コメの輸入制限や減反政策に翻弄されています。コメは食料安全保障の対象でもあるので、政治主導で価格を決めねばなりません。この報道[^1]はコメの意見広告を取り上げています。ご飯一膳の値段をハンバーガー1個と較べるなどおかしな広告ではあるものの、記事の内容には良い指摘があります。筆者は輸入米と国産米の競争を通じてコメの小売り価格が決まり、それでコスト割れとなる農家には補助金が必要だと思います。ただし補助金には上限を設けて、小規模農家の退出を促す政策も必要です。コメのコストダウンには農業の大規模化と流通の合理化が大切で、生産者の都合だけでは国益になりません。老齢化で農家の数が減る今は、農業の大規模化を図るチャンスです。

^1: https://mag.minkabu.jp/politics-economy/33083/

同日追記
農業の近代化を怠ってきたツケがコメの小売価格に表れているという指摘です。

首相は5kgで3000円台の小売価格を目指すそうです。つまり輸入米と同じ価格帯です。

2025年05月25日追記
こういう議論を重ねてコメの適正価格が決まります。

2025年05月28日追記
「制度・規制改革学会」の意見書には良いことが書いてあります。後は実行力です。

2025年06月29日追記
やはり輸入米と同じ価格帯を目指すようです。

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