2024年1月29日月曜日

マイナンバーカードと災害対策

マイナンバーという個人番号は法律で「社会保障、税、災害対策」のみに使うと決められています。このうち社会保障は年金や雇用保険、税はもちろん所得税に関係しますが、災害対策は具体的に何を指すのか不明です。ところでマイナンバーカードを保険証として使う場合、資格確認には電気とネットが要ります。災害時には停電になる事も多く、これをもって紙の保険証の方が良いという意見もあります。でも災害時には[^1]保険証がなくても医療は受けられます。また電気がなければ医者はパソコンの中のカルテを見ることができず、レントゲンやCTも使えません。簡単な診察以外には電気が必要で、電気があれば恐らくネットもあります。つまり災害時に紙の保険証の方が良いとは言えません。マイナンバーカードは保険証として使う以外にも災害対策に役立つはずなので、今回の能登半島地震でそこがどう具体化するかに注目しています。たとえば義援金が自動的に個人の公金受け取り口座に振り込まれるとか、仮設住宅に入る手続きはマイナンバーカードを見せるだけというような利点を期待しています。

^1: https://www.j-cast.com/2024/01/29477151.html

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