週休二日になる前は今より長時間労働[^1]でした。でも今ほど密度の濃い労働ではありません。過労死になる人などいなくて、言わば「休み休み」働いて残業代を稼いでいました。その頃は日本のライバルは韓国や中国ではなく、日本自身でした。戦争で年寄り世代は一掃され、若手がのびのび働ける時代でした。でも今はそうではありません。電話にスマホ、パソコンがあれば家でも働けるようになり、労働密度が濃くなりました。過労死する人も珍しくなく、上は年寄りが牛耳っていて、若手の年金や健康保険は取られ損です。もし昔と同じ条件で働けば、今の人の方がよっぽど生産性が高いでしょう。若者にもっと働けという前に、社会保険への税金の流用をやめ、毎年の赤字国債発行をゼロにすべきです。さらに言うなら定年制度や終身雇用も廃止し、手切れ金による指名解雇を法律で容認して、非正規労働を1年までに戻しましょう。
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