東京の少子化[^1]は2015年を境に進行しています。ではその原因は何でしょう。実は東京のマンション価格[^2]が疑われます。日本のマンション価格は2013年を境にずっと上昇を続けています。結婚したカップルが数年後に子供を持つ計画があるとすれば、2013年以降のマンション価格の上昇はこの計画に影響を与えないはずがありません。つまりカップルは子供かマンションかの選択を迫られているという事です。その結果子供を諦めたり、2人ではなく1人に減らすという選択をしていたとしても不思議はありません。東京23区で子供を持つカップルの世帯年収中央値は1000万円を越えており、学習塾を含む子供の教育費と住宅ローンの返済額を考えれば妥当な数値です。ちなみに2013年は異次元金融緩和が始まった年でもあり、マンション価格上昇はアベノミクスが原因と考えられます。
2023年03月22日追記
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD06DG60W4A300C2000000/
20代の持ち家率上昇は「子供よりマンション」という選択の結果でもあります。
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