2024年12月28日土曜日

子供と自由

子供を持つ持たないは個人の自由です。この記事[^1]は子供を持たないと決めた女性の意見を採り上げています。どれもそれなりの説得力があり、同意できる部分もあります。筆者は男性で、妻と協力して子供2人を育てました。子供を持つと親はかなり自由を失います。子供を中心に何事も考えるので、子供が成人するまでは我慢の連続です。子育てにはお金も必要で、特に大学費用は大きな出費です。また女性は命がけで出産するので、健康を考えれば妊娠や出産を避ける気持ちは分かります。ただ、子供が成人になれば親は自由を取り戻す事ができ、さらに子供がいることで親の人生が豊かになる事を加味すれば、子供を持つことには十分なメリットがあります。でもだからと言って、安易に人に勧められる物ではありません。筆者の場合は、結果的に子供を育てた事が自分の人生で最も満足できる仕事となりました。でもこれは状況に左右されるので、仕事を優先して子供を持たない選択もアリだと思います。筆者は生物学を学び、生命誕生がどれだけ稀な出来事かを知りました。最初のバクテリアから命の鎖が自分まで続いていると知り、この鎖に輪をひとつ付け加えた事に満足しています。

^1: https://president.jp/articles/-/88702

2025年02月09日追記
女性に仕事か子供かという選択を迫る日本は、貧しい国です。賃金が低すぎるのです。

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