賛否両論
アベノミクスが成功したかどうかには賛否両論があります。成功したという人は、株価が上がった事、円安になって輸出業が儲けた事、富裕層が増えた事を指摘します。これに対して失敗したという人は、実質賃金が下がった事、国債残高が増えた事、トリクルダウンが起きなかった事を指摘します。筆者はもっと単純に、国債を増やした分だけ税収が増えなかったので失敗と判断します。デフレがインフレになったのは外部の要因で、コロナ禍やウクライナ戦争が原因です。これに過度な円安が加わり、日本は「安い国」になりました。物価も安いけど、賃金も安いという事です。本来は物価を安く、賃金は高くするのが政府の役目ですから、アベノミクスはこの点でも失敗です。人口減少による人手不足と内需減少を過小評価していた事、さらにトリクルダウンという絵に描いた餅を当てにしていた事が敗因です。この失敗により日本は袋小路に追い詰められています。大きすぎる国債残高と加速する人口減少で首が回らず、拡がる経済格差を縮める政策もありません。小粒な変更しかできず、規制緩和も無視されたままです。その一方で経済移民は増え続け、国民の教育レベルは下がり続けています。
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