科学的にかなり怪しいのが日本の「地震発生確率」です。こちらの記事[^1]には、南海トラフ地震の今後30年以内の発生確率についての疑問が取り上げられています。その70%から80%という数字は科学的というよりも政治的であり、一度上げた確率は下げられないというメンツに由来します。今の科学では地震は予知できず、今後30年以内の発生確率はそもそも科学的な数値ではないという事です。つまり次に大地震が起きるのは南海トラフだと考えるのは間違いです。例えば2016年にはノーマークだった熊本で熊本地震が起きています。あてにならない「確率」ではなく、日本中どこでも大地震は起きると考えて対策を進めるのが現実的です。政策の優先順位を決めるのに、こんないい加減な「確率」を使ってはいけません。
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