少子化対策というと「どうやって子供の数を増やすか」という議論[^1]しかない日本に失望しています。国の指導者に、もう日本人の子供の数を増やすには手遅れだという現実を受け入れる勇気がありません。最後のチャンスは2000年代にあり、そこで失敗した政策を繰り返しても結果は同じです。第3次ベビーブームが来なかったのは1990年代のバブル崩壊が原因で、経済問題にかまけている間にこのチャンスを逃しました。出生率を多少上げても、若い女性の数が減る日本で子供の数は増えません。少子化を逆転させるには女性ひとりで3人の子供を産む必要があり、人口を増やすには4人が必要です。どうやって少ない人口で日本を維持するか、つまり人手不足対策こそが少子化対策の要です。
2024年10月21日追記
3K仕事のロボット化はもっと進めて欲しいものです。これこそが少子化対策です。
2025年02月07日追記
中国の進化が驚異的です。日本は周回遅れで、ロボットとAIの融合が見えません。
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