この記事[^1]を読むと、地方創世は失敗したと言わざるを得ません。カネをばらまいても、知恵がなければ税金の無駄に終わります。一瞬だけ地元にお金が落ち、その後はむしろ赤字が続きます。東京だってコロナの後の人口増加はほぼ外国人で、他の自治体から日本人が移動したわけではありません。つまり「一極集中」は結果であって、原因ではありません。だから無理に人口を動かそうとするのではなく、地方が儲かるにはどうすれば良いかを考えるのが先です。筆者の提案は、インバウンドの増加と農産物の輸出です。日本ならどこでも外国人旅行者を増やす余地があります。東京や大阪など旅行者だらけの観光地は一度見れば十分で、むしろ人の少ない場所ほど潜在的な価値があります。SNSを使った宣伝やインフルエンサーを招いた観光客誘致には、あまりお金はかかりません。漁業や農業も海外に市場を求めれば、日本の少子化はハンデになりません。こうした市場開拓には若い頭脳が必要で、現場への権限と財源委譲を進めましょう。いままでやってこなかった事をやらないと、地方創世は実現しません。
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