2024年11月7日木曜日

実質賃金再度マイナス

2か月連続で実質賃金がマイナス[^1]です。9月は電気ガスの補助金を含むので、それでもマイナスというのは深刻です。10月は値上げした食品も多いので、さらにマイナスになるでしょう。つまり物価上昇だけでは可処分所得は増えません。円安を止め、生産性を上げる政策が必要です。つまり日本経済の実力を上げるという行動です。それにはゾンビ企業の淘汰を促すのが最も効果的で、失業率の増加を恐れてはいけません。同時に正社員制度の解体も検討しましょう。非正規の増加は婚姻数の減少をもたらし、少子化につながります。メンバーシップ型雇用の日本では、正規を非正規に置き換えるしか労働コストを下げる方法がなく、賃金の上昇を阻んでいます。メンバーシップ型雇用をやめてジョブ型雇用に移行するには、正社員制度の解体が必要です。

^1: https://www.asahi.com/articles/ASSC644YVSC6ULFA01JM.html

2024年11月17日追記
日本のエンゲル係数上昇は円安とメンバーシップ雇用が原因です。

2024年11月21日追記
ゾンビ企業の廃業や再生を促す法律改正が提案されています。

2024年11月23日追記
物価高を乗り越えるには生産性向上しか手がありません。

2024年12月06日追記
10月はプラマイゼロで、筆者の予想よりましになりました。さて11月はいかに。

2025年01月09日追記
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA091250Z00C25A1000000/
11月は再度マイナスになりました。物価高は手強いという事です。

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