東京23区内の緑地が減少を続けている[^1]のは、今の国と東京都の税制が原因です。まず第一に樹木が多いのは土地の地主の家です。こうした家の土地は相続税のために売却され、マンションが建ちます。ここに生えていたは樹木は取り除かれ、緑地は失われます。次に空き家問題があります。小さい土地は空き家で放置され、そこを緑地化すると固定資産税が跳ね上がります。樹木が生えている土地は未使用と見なされる地方税制のためです。空き家があれば「家がある」という理由で固定資産税は減額されます。もし23区内に緑地を増やしたければ、空き地に樹木を植えると固定資産税が減額されるように地方税を変えるべきです。東京都ならお金があるので、これは十分可能でしょう。
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