アメリカのワシントン・ポスト紙が政治的な中立を目指すと宣言[^1]しました。伝統的にアメリカの主要新聞社は共和党支持か民主党支持かに分かれており、中立な報道姿勢は取りませんでした。唯一寄付で運営されるPBS(公共放送)のみが中立を目指していただけです。新聞社が政治的にどちらかに寄ると、反対の側からみれば「信用出来ない」メディアとなります。これは新聞社の自殺行為であり、結果的に新聞社の読者離れを呼びました。今は新聞に代わってSNSが報道メディアとなり、アメリカの分断がより進んだと思います。だから今回のワシントン・ポスト紙の中立宣言は、アメリカの民主主義にとって良い決断だというのが筆者の意見です。
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