企業物価指数[^1]が上昇を続けています。1月は4.2%アップとなり、半年後の消費者物価に大きな影響を与えます。ドルベースの原油価格はこの1年でほぼ横ばいなので、むしろ円安が日本のインフレを加速しています。ただし実質賃金がプラスになるかどうかは微妙な状況で、日銀が見込んでいた今年後半のプラス化は怪しくなっています。給与所得の伸びもインフレを上回る層と下回る層に分かれているという事です。インフレにより見かけ上の税収が増えるので、減税を望む声が増えると予想します。でも円安を退治したければ、むしろ増税して国債残高を減らすべきです。海外発のインフレで、少子化日本が生き延びる道はいっそう狭くなっています。
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