Performance Improvement Planの略です。アメリカのIT企業において業務成績が下位の人に渡されるもので、いわば解雇予告です。アメリカはいつでも従業員を解雇できるので、成績が低い人は定期的に解雇されます。どのくらい低いとPIPの対象になるかは会社により違い、下位10%から5%ぐらいが普通です。PIPの結果、成績が上がって解雇を免れる人もいるものの、それは少数派です。アメリカならPIPをもらった時点で転職活動を行い、他の会社に移るのが普通です。日本では簡単に従業員を解雇できないので、特にアメリカの外資系会社の社内規定と日本の法律が合いません。そのためこの様な不幸なケース[^1]が何度も起きています。成績が低いというのは、その会社(上司)と従業員の相性が悪いという事なので、筆者ならさっさと他の会社に移ります。外資系のIT会社の給料が高いのは実力主義が基本になっているからで、誰もが同じ仕事をする工場労働者とは違います。アメリカの常識と日本の常識が違うため、外資系の人事部は採用にあたってこの違いを十分に従業員に告知すべきで、さもないとお互いに不満が残る結果になります。4半期ごとのPerformance Reviewで自分の業務成績への評価が分かるので、少なくとも3ヵ月前から自分がPIPの対象になりそうかどうかは分かります。その時点で同じ会社の他の部署に移るのもよくある手です。こうしたアメリカの常識がないままアメリカ系会社で働くのはお勧めしません。
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