2026年9月9日水曜日

インフレ下のリフレ

ベッセント米財務長官が日本の経済政策に注文を付けています。「インフレ下のリフレは逆効果だからやめろ」[^1]という注文です。その本音は、リフレで日本の国債の利率が上がると、それにつられて米国債の利率も上がるからというものです。円高誘導と引きかえに日銀の利上げを求め、リフレの終了を求めています。ところが経済成長を狙う高市首相は財政拡大を止められません。財源のない財政拡大を決めればトラスショックの再現となり、それを避けるには綱渡りのような経済運営が必要です。日本のインフレ率はエネルギー補助金を除けば2%を超えており、税金を使ってガソリン価格やガス料金を下げているだけで、下げた分は国債に化け「財源のない財政拡大」と見なされます。日銀とFRBがそれぞれ利上げに踏み切ると、方向性が定まるのでその後一ヵ月でまた円レートは160円に戻ると見ています。

^1: https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/Z3VUFPXO7JIKHF5C42JZIPM6PI-2026-09-08/

2026年09月11日追記
実質短期金利はまだマイナスで緩和的です。よりインフレが進む状況という事です。

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