I talk about interesting differences between US and Japan in Japanese from Silicon Valley and Tokyo.
2022年5月31日火曜日
スタグフレーション
不景気なのに物価だけが上がるという状態をスタグフレーションと呼びます。1970年代の日本が石油ショックの後にこの状態になり、その原因は原油価格の高騰でした。2021年から原油価格が上がり、2022年の日本は再びスタグフレーション[^1]に入ったと思われます。賃金が上がらない中で物価だけ上がると庶民は節約に走ります。ウクライナ戦争とロシアへの経済制裁でエネルギー価格はさらに上がるので、輸入エネルギーに頼る日本の凋落は止まりません。頼みの綱は、コロナで抑えられていたインバウンド観光が6月から再開する事です。ゼロコロナを目指す中国以外の観光客を増やしましょう。円安はインバウンド観光に追い風になります。
2022年5月30日月曜日
空中ディスプレー
趣味で調べた空中ディスプレーの現状です。何もない空間に鏡で実像を生み出す技術は、今のことろコーナー・ミラー・アレーを使うか、再帰反射版とビーム・スプリッターを使う方法があります。前者の技術を使った特殊パネルを販売している会社は日本に2社あり、アスカネットとパリティ イノベーションです。後者の技術に必要な再帰反射版は、日本カーバイド工業が販売しています。この3社の中で一番敷居が低いのがパリティ イノベーションで、個人でも一枚からパネルを売ってくれます。ただし数万円もするので、趣味ですぐ使える値段ではありません。量産すれば一桁下がるという話もあり、より多くの用途が望まれます。例えばコロナのおかげで非接触レジが開発され、表示装置として空中ディスプレーが使われています。ただし普通の液晶パネルと違い、鏡による空間結像には本質的に視野が狭いという問題があり、複数の人が同時に同じ映像を視る用途には向きません。コロナが終われば非接触レジの必要もなくなるので、せっかくの空中ディスプレーもこのままでは不要になります。空中ディスプレーには奥行きが必要なので、既存のスイッチパネルをすぐに置き換える事もできません。新たな用途としてはエンタメ系があり、等身大の二次元キャラ動画を写す装置として有望です。
2022年5月29日日曜日
無駄マスク
コロナのワクチンを3回打った人にマスクは不要です。屋外でひとりで運動するとか、しゃべらない場合もマスクは要りません。こうした不要なマスクを暑い夏の日に律儀に(あるいは無難に)着用する日本人はアホだと思います。他人の目を気にするという理由だそうで、他人の目をそれほど気にしない筆者は屋外でひとりの時にはマスクをしません。お店に入るときや電車に乗るときだけマスクを使います。医学的にはワクチンを3回打った筆者にマスクは不要だと思っています。日本人は無駄な事を一生懸命やるのが好きです。これは合理的に物を考える癖が身についていないからです。学校では誰かが昔に決めたルールをひたすら守る事を教えます。賞味期限切れになったルールを捨てる勇気を持ちましょう。
2022年5月28日土曜日
特任大学教授
この記事[^1]にある日本の特任大学教授とは、10年の有期雇用で働いている「教授」を指します。その10年で成果を上げられれば無期雇用に移行するかも、というポジションです。その10年という期限が来年から始まります。アメリカの大学院で修士号を得た筆者は、アメリカで無期雇用の教授になる事がどれだけ大変かを知っています。博士号を取っても民間企業で働く人が多く、大学に残るにはまず博士論文を使って色々な大学に自分を売り込みます。それでも運良く大学に採用されて得るポジションは助教授、つまり有期雇用の教授です。そのうえ数年のうちにめぼしい成果をださないとクビです。大学は限られた予算で最大の成果を出すために、より多くの有望な博士に機会を与えたいからです。民間労働者と大学の有期雇用の教授は比較になりません。オファーを待つのではなく、自分から行きたい大学に自分を売り込む人だけが生き残ります。研究のお金が欲しければ、YouTubeで自分の研究を宣伝してクラウド・ファンディングのプロジェクトを立てる事もできます。それに日本だけでなく、アメリカや中国に行って研究を続けても良いのです。海外で成果を出せば、日本に凱旋帰国する事もできます。研究者も受け身ではダメだという事です。
2022年5月27日金曜日
お笑いと国境
音楽やダンスは国境を越えるけど、お笑いはなかなか国境を越えません。例えば日本の人でアメリカの人気スタンドアップ・コメディアンの名前を知っている人はまずいません。逆にアメリカの人が日本の有名お笑い芸人の名前を知っている事は望み薄です。笑いには母国語に由来する要素が多いので、例えば日本語の漫才を英語に翻訳しても面白くありません。その点でサイレント時代に表情と仕草だけで笑いを世界に広めたチャップリンは天才です。日本の漫才や落語は日本人にはとっても面白いのに、それが普遍的な笑いにならないのは誠に残念です。
2022年5月26日木曜日
マスクとワクチン
新型コロナ発生から2年を越え、この病気について色々な事が分かりました。無症状感染が多いとか、ワクチンによる抗体は長持ちしないとか、接触感染より飛沫感染が多いなどです。特に飛沫感染を防ぐ事が感染抑止に大切で、そのためにマスクを着けます。日本はもともと冬にマスクを着ける習慣があり、コロナで夏の暑い日でもマスクを着ける人が増えました。その一方で熱中症をさけるために、屋外で周りに人がいなければマスクは不要という報道もあります。人の目を気にしてなかなかマスクを外せないのが日本人です。そこでワクチンを3回接種した人にはマスクは不要というメッセージを政府が流せばいいと思います。ワクチンを3回接種したのにマスクが要るとしたら、何のためのワクチンなのか分かりません。ワクチン未接種の人がコロナを拡げています。接種率を上げる以外にコロナを終わらせる手段はありません。
2022年5月25日水曜日
中途半端
日本の新聞社が医療事故や教師の懲戒を報道する時、肝心な医療機関名や教師の名前を報道しないのは問題です。たとえばこの記事[^1]には病院の名前や主治医の名前がありません。記事にあるように「悲惨な医療事故の再発防止」を望むのであれば、病院や主治医の名前まで報道すべきです。お金を払って記事を読んでいる人にとって、この報道には肝心な情報が欠けています。教師の懲戒も名前を出さないと、同じ教師が別の学校でまた同じ問題を起こします。新聞社はこうした問題で情報を隠してはいけません。ネット上にその情報が出回る頃には偽情報と区別ができなくなります。日本の新聞社には報道の責任とは何かを今一度考えてほしいと思います。中途半端な報道では誰も救えません。
2022年5月24日火曜日
防衛費と財源
ウクライナ戦争を理由に日本の防衛費をGDP比で現在の1%から2%に増やそうという議論があります。これは金額にすると年間五兆円を十兆円にするという事なので、財源として新たに五兆円が必要になります。ところが日本の年間予算はすでに大赤字なので、もう五兆円の財源はありません。一人につき10万円が支給された特別定額給付金で12兆円を使った事に較べれば少ないようでも、毎年五兆円余計にかかるので10年なら50兆円です。それを国債でまかなうとすると、毎年発行する赤字国債をさらに1割増やす必要があります。日本の赤字財政はタガが外れており、誰も支出を減らそうと言いません。今の政治家にとって日本の将来などどうでも良いのです。それは今の国民がそう思っているからで、これから生まれる子供に自分の借金を押しつけて何とも思いません。
2022年5月23日月曜日
野菜の値段
単価の安い野菜の価格は、日本では一山いくらとか一個でいくらという根付けが普通です。キャベツ一個で198円とか、トマト一袋で248円といった具合です。これに対して肉は基本的に重さあたりの値段があり、トレイに乗っている肉の量に応じて値段が上下します。本当は野菜も重さあたりで根付けする方が合理的なので、アメリカのスーパーではパウンド当たりいくらという表示があります。レジには秤が内蔵されており、単価と重さから値段が決まります。こうすると、大きさが違う野菜を同じ売り場に並べておけるので、売る方も同じ大きさになるように野菜を選ぶ必要はないし、買う方も自分にとってちょうど良い大きさの野菜を選べるので便利です。これは結果的に野菜の廃棄率を下げ、農家の収入を増やします。これは習慣の問題なので、果物や野菜が重さでいくらという合理的な根付けを普及させるには、売り場に秤を置くといった工夫も必要です。結果的に果物や野菜の値段が下がる事をスーパーがSNSで広報するのもアリでしょう。
2022年5月22日日曜日
物価と金利
物価上昇率が年に2%だとすれば、借金の金利はそれ以上ないと誰もお金を貸しません。物価が2%上昇するという事は、1年でお金の価値が2%低下するという事です。金利が1%では、1年後には貸したお金の1%を損する計算です。この場合投資家はインフレ率以上のリターンが望める株や貴金属などに投資するので、低い金利の債券はそのままでは売れません。つまり債券の価格は下がり、金利が上がります。物価上昇と金利は連動しており、物価は上がるけど金利は下がるという事態は矛盾しています。その矛盾した状況を作り出そうというのが日銀の方針です。物価は上がるのに金利を下げるとどうなるか。現状では円安となりさらに物価が上がります。日本の貿易収支はすでに赤字が定着しており、本来なら金利を上げて円安を防ぐべきなのに、日銀は動きません。それは日銀の手詰まりを表しており、矛盾した方針の結果です。
2022年5月21日土曜日
核燃料再処理
変われない日本の象徴となった、完成しない「六ヶ所村の再処理工場」[^1]は廃止しましょう。日本は原子力発電を段階的に減らす方針です。新しい原子力発電所は国民の反対で作れないので、時間とともに寿命が来た原子力発電を解体する計画です。もう不要となった再処理工場もやめる時です。再生可能エネルギーの方がコストが安くなったのに、昔決めた事を変える勇気を持たない人たちが決断を先伸ばししています。放射性廃棄物を増やす再処理は、始める前にやめる方が賢明です。こんな無駄な事に税金を使えるほど日本は裕福な国ではありません。
2022年5月20日金曜日
ガソリンと環境対策
日本政府の選挙対策として、値上がりしたガソリンに補助金を出して無理矢理値段を下げています。このお金は国債として子供や孫の世代から借りたもので、税金として負担する世代にマイナスになる環境問題を解決するのではなく、反対に化石燃料の使用を続けるために、つまり今の世代が楽するために浪費しています。ウクライナ戦争もあって日本の輸入エネルギー価格は上がる一方です。そのため相対的に再生可能エネルギーのコストが下がり、EVにも追い風が吹いています。こうした状況に逆らうのがガソリンの補助金です。それだけのお金があるなら、再生可能エネルギー開発に投資するべきです。子供や孫の世代に選挙権がない事を利用して、その場しのぎの政策をつづける限り日本の将来は貧乏人の国となります。もうすでにその兆しがあり、若者に使うべきお金を老人に使っています。これは亡国への道筋です。価格激変対策として始めたガソリンの補助金が、恒久的な値下げに使われたため環境対策をぶち壊しています。
2022年5月19日木曜日
ストライキ
日本では労働者がストライキをする事はありません。昭和の時代には国鉄のストなどがあったものの、その後は皆無です。労働組合が職種ではなく会社単位のため、民間企業のストライキは難しいのが原因です。ストライキがないと賃金は上がりません。終身雇用を望む労働者は賃金よりも雇用を選びます。また採用時に年齢による差別があり、定年もあります。より賃金が高い会社に容易に人が移れない日本では、賃金が安いのは当然です。昭和の時代に上手く働いた制度が時代遅れになっているのに、改革ではなく改善で乗り切ろうとするからダメなのです。
2022年5月18日水曜日
シャブ漬け
牛丼屋の幹部が下品な物言いで話題となった事は多くの人がご存じと思います。そこで使われた言葉が「シャブ漬け」つまり麻薬依存です。実はこれは日本の財政を表す言葉として最適で、国債という麻薬にどっぷり浸かっているのが日本人です。国と地方の借金は国民ひとり当たりで一千万円を越え、しかも若者ほど負担が重くなっています。年寄りはこの借金を返す前に死ぬので、実質的に次世代の日本人が負担する額はひとり当たり二千万円を超えます。生まれた瞬間に誰もがこれだけの借金を背負っている以上、最初から貧困が約束されているようなものです。なぜ次世代を生み出す若者が国債増大に反対しないのか、筆者には理解できません。地球温暖化に若者が反対したように、日本の国債増大にも若者が反対しないと自分の首を絞める事になります。まだ選挙権のない世代が損する構図です。
2022年5月16日月曜日
グリーン水素
日本は送電線に余裕がなく、太陽光発電で余った電気が無駄になっています。それなら余った電気で水を電気分解し、できた水素をエネルギー源として貯蔵すれば良いのではと思います。蓄電池と較べ水素の貯蔵にはあまりコストがかかりません。それに水素から燃料電池で再び電気を作れば、蓄電池と同じ働きが期待できます。世界的には再生可能エネルギーで作った水素をグリーン水素と呼び、そこに今後の投資が集中[^1]します。太陽光発電業者と水素製造業者が組めば、太陽光発電の電気を無駄にせずに使い切る事ができるので、税金を使うならここです。
2022年05月26日追記
グリーン水素が化石燃料から作るブルー水素より安価になったそうです。
2022年5月15日日曜日
虚弱日本人
生きる力のない日本人を増やすために税金を使うのは間違いです。こちらの記事[^1]では、給食の牛乳を飲むのにプラスチックのストローを使っており、これを廃止すればプラゴミが減ると伝えています。筆者が驚いたのは、ストローを減らすために紙パックの牛乳容器を改良したという部分です。かつて牛乳はガラス瓶に入っており、飲み口を覆うプラスチック・カバーがありました。だからストローを使わないまでもプラスチックがゼロというわけではありませんでした。その後容器が紙パックになった事までは知っていました。紙パックなら口でそのまま飲めると思っていたら、ストローを使っていたとは。なんでも紙パックを開ける時に指で飲み口を触るので、ストローの方が衛生的だとか。それは指が汚れているという理由でしょう。食事の前に手を洗うという習慣がないのでしょうか。でも自分の指なので、それでパンを持って食べれば同じ事です。こうして虚弱な日本人が育ちます。便利とか親切という前に、本当にそれが必要か考える癖を付けましょう。ポイントは、もともとストローなど不要だったという事です。
2022年5月14日土曜日
転勤
転勤を好まない人が増えたという事で、日本企業の人事部が苦悩[^1]しています。少子化の結果として親元から離れたくない人が多いうえ、転勤が必ずしも本人の得にならないという事も影響しています。これは採用の問題で、最初から地方で人を雇いその地で活躍してもらえば良いのです。つまり勤務地限定社員です。研修のために一時的に東京や大阪に来る事はあっても、本拠地は地方です。令和の時代に昭和の常識は通用しません。言い換えると現場に採用権限を与えるべきです。もはや終身雇用がないのに、会社都合の転勤だけ続けるのは矛盾しています。
2022年5月8日日曜日
議員特権
国会議員には昔から色々な特権が与えられています。その中にはもう廃止しても良いのではと思うものがあり、それがこの記事[^1]にある「JR無料乗り放題」です。議員には毎月多くの現金が活動費として与えられており、インターネットでリモート会議もできる令和のいま、JR代ぐらい議員に払ってもらいましょう。日本は議員に甘すぎます。税金が足りなくて大量の国債を毎年発行してる国の議員が「JR無料乗り放題」では国民が納得できません。
2022年5月7日土曜日
感染者数より重症者数
日本の「石橋を叩いても渡らない」問題です。新型コロナはオミクロン株の登場で、感染者数よりも重症者数で深刻度を判断するべきなのに、いまだに感染者数を見ています。オミクロン株とその亜種は無症状が9割で、肺炎にならず、基礎疾患の悪化で死ぬ人が大半です。つまり感染者が多くても重症者が少なければ、その病気は心配ありません。段階的に場所や時期を限ってコロナの制限をなくし、マスク着用や飲食店の時間や人数制限を撤廃するべきです。特にコロナワクチンを3回接種した人には、コロナ前と同じ行動の自由を与えましょう。コロナにかかっても無症状で済む若者には、行動の自由が一番のエサになります。コロナと共生するという事は、コロナを特別扱いしないという事です。
2022年5月6日金曜日
無駄な仕事
仕事は基本お金のためにやる活動です。お金はいらないから、この仕事をやりたいという人はボランティアをやってます。それ以外の人はコストを減らし、利益を増やすために仕事をしています。だから仕事の中の「無理・無駄・ムラ」をなくすのが大切です。つまり合理化です。無駄な仕事をいくら効率良くやっても無駄は無駄です。人員を切り詰めて無理したり、社員教育を怠ってサービスにムラが出るのもいけません。人は自分からこの仕事は無駄だからなくそうとは言いません。それができるのは、仕事を減らしても首にならないトップだけです。
2022年5月5日木曜日
対岸の火事?
ウクライナ戦争は日本にとり対岸の火事です。ロシアとは海を隔てて対峙しているとはいえ、国境を接している訳ではありません。しかしロシアがウクライナ戦争で勝つと、次に戦争が起きるのは台湾です。アメリカは同盟国でない台湾には自軍を送らないので、台湾侵攻にはウクライナと同じような兵器と情報の提供を行うでしょう。そのとき日本はどうするのか。中国には沢山の日本人がいます。日本がアメリカと同盟を結んでいる以上、日本も台湾への支援が求められます。すると中国は自国内の日本人を人質として使うので、今からそうなったらどうするかを考えておいた方が良いでしょう。早めに警告を出して中国からの出国を促しても、ある程度の日本人は中国に残ります。そうなると、もう対岸の火事とは言っていられません。自衛隊があろうとなかろうと、日本も台中戦争に巻き込まれるシナリオがあり、今後数年間でその可能性はとても高いというのが現実です。
2022年5月1日日曜日
同情するなら
平和への祈りを込めて千羽鶴を日本のウクライナ大使館に送るという団体[^1]があるそうです。ひとつぐらいこうした団体があっても不思議ではありません。ただ大人のする事なら千羽鶴ではなく現金を送る方がウクライナ人の役に立つと思います。つい「同情するなら金をくれ」という昔のセリフを思い出しました。日本は武器を送れないので、現金を送るのが次善の策です。ネットにも色々な支援団体があるので、例えばヤフーの寄付ページ[^2]をご覧下さい。
2022年05月06日追記
なんとウクライナ政府が直接寄付を受け付けるサイトを以下のアドレスに開設しました。
2022年4月30日土曜日
プラゴミ
日本のプラゴミは大半が燃やされています。これをサーマル・リサイクルと呼ぶのは日本だけ[^1]で、世界標準では燃やすのはリサイクルではありません。それに燃やすとCO2も増えるので、環境にはちっとも良くありません。ではなぜ日本はプラゴミを燃やすのでしょうか。それはコスト的に燃やすのが一番安価だからです。それに生ゴミは湿っていて燃えにくいので、熱量の多いプラゴミが混ざっている方が良く燃えます。もちろんその熱量は部分的に温水プールや暖房に使われたり、発電に使われるので無駄にはなりません。日本のゴミ処理の良い所は回収率が高いという部分で、川がごみで一杯という問題はありません。プラゴミを減らすには法律による規制が一番です。食品容器も紙製が増えてきたので、液体容器をガラスや紙に変えたらどうでしょうか。
2022年4月29日金曜日
円安地獄
日銀は日本のインフレが2%を維持するまで量的緩和を続けます。ウクライナ戦争とコロナ・インフレにより、その2%のインフレが間近に迫ってきました。円安は日本の金利とアメリカの金利の差が原因で、アメリカの金利が上がるのでますます円安になります。そのため輸入物価がさらに上がり、日本は待ちに待ったインフレとなります。そこで日銀は量的緩和を止めるでしょうか。毎年の赤字国債が定常化し、国債10年物の無制限購入で長期金利を抑えている日銀に、方針を変える勇気はあるでしょうか。来年の4月から日銀のトップが変わるので、当然そこで何らかの方針変更があるでしょう。でも日銀は今や手詰まりです。円安を避けるために長期金利を上げれば、政府の国債利払いが跳ね上がります。政府の予算は毎年の赤字国債を前提にしており、量的緩和を止めると政府の予算が成立しません。結局これまでに重ねた借金をどこかで返さねばならず、増税か円安かという選択しか残りません。
2022年4月27日水曜日
専門家
新型コロナとウクライナ戦争に共通する話題があります。それは「専門家はいざという時にあてにならない」という事です。専門家は過去に起きた出来事から学びます。なので過去と同じような問題にはその知識が使えます。ところが新型コロナでは「無症状感染者が多い」という過去になかった問題に直面し、初期の感染拡大を防げませんでした。接触感染よりも空気感染の方が多いという事も後で分かり、専門家も素人も新しい問題には大差ないという事が分かりました。ウクライナ戦争も多くの専門家は「ロシアは威嚇だけで侵攻はしない」と言っていました。結果はご存じの通りで、20世紀型の戦争が21世紀のいま起きています。専門家といえども限界があるという事を専門家自身は言いません。分からない事をちゃんと分からないという専門家は少ないのが現実です。テレビで発言する専門家の言う事を鵜呑みにせず、自分の頭で判断できる知識を普段から身に付ける必要があるという話です。
2022年4月25日月曜日
秋葉原の運命
子供の頃から通っていた秋葉原も時代とともに相当変わりました。かつて電気街と言われた秋葉原には二つの系統の店があり、家電を売る店と部品を売る店が混在していました。家電を売る店はパソコンや携帯電話も売るようになり栄えたのに対して、部品を売る店は毎年減っていきました。自作の無線機を作るのが趣味だった筆者は部品屋の常連でしたが、自分は少数派である事は自覚しており、部品屋という商いが長くは続かない事も予想していました。令和の今そうした部品屋を訪ねると大半の店が閉まっており、開いている店にもあまり活気がありません。例外的に元気なのは秋月のような会社で、ネット経由で部品を買える所が好評です。昔ながらの小さな部品屋は今でも抵抗一本いくらという商売を続けており、そこはまるで昭和の世界です。店のオヤジが引退したらその店もなくなります。高架下の電気街やラジオデパートはゆっくり衰退しており、いずれ他の業態に置き換えられるでしょう。メイドカフェとかアニメ関係の店が増えているので、オタク系の客や海外からの観光客が増えています。部品屋の選択と集中が進み、会社組織として生き残ってくれれば筆者は安心です。
2022年4月24日日曜日
事務職の需要
2050年には事務職の需要が42%減るという記事[^1]が出ました。日本はデジタル化が不十分なので、2020年と較べると30年後の事務職の需要が42%減るというのは「最低このくらい」という見積もりです。実際にはもっと大きく減り、半減すると考えればいいでしょう。つまり2022年の今年に生まれた人が28歳になると、事務職の仕事はないと思ったほうがいいでしょう。
2022年4月23日土曜日
3回接種のエサ
新型コロナワクチンを3回接種する人を増やすにはエサが必要です。たとえば3回接種したらマスクは不要で、飲食店での会合も人数制限をなしとするなどです。特に若者の接種率は低いので、3回接種したら何でもできるという自由を与えましょう。もともと無症状が多くワクチンの副反応が強い年齢層なので、エサ抜きで接種が進むとは思えません。逆に言うと3回接種してもマスクが必要なら、ワクチンの有り難みはないという事です。
2022年4月22日金曜日
新型コロナ収束
どうやら東京の新型コロナがようやく収束に向かっているようです。新型コロナ陽性率[^1]がこの1週間でだいぶ下がり、BA.2による感染の山が終わったと思われます。これからは気候が良いので室内感染は減ります。重症者の数だけ見れば新型コロナはもはや「普通のカゼ」です。そのため若者にはエサを与えて3回目のワクチン接種を促すとともに、ごく一部の人に見られる新型コロナの後遺症を避けてほしいと思います。新型コロナウイルスは間接的に脳にダメージを与える事が報告されており、後遺症は若者に多い傾向があります。ワクチンが重症化を防ぐ事と合わせて、SNSなどを使った若者への積極的な情報発信が必要です。子供へのワクチン接種も親への情報発信がカギとなります。
2022年4月21日木曜日
ユニクロと日本電産
衣料品のユニクロと電気モーターの日本電産、一見何の関係もなさそうな日本の優良企業が同じ問題を抱えています。それは社長の後継者問題です。どちらも創業者の強烈なリーダーシップで急成長した会社で、そのリーダーが外部から招いた後継者が元リーダーの期待にそぐわず、元リーダーが再びリーダーに返り咲くという結果になっています。これは決して珍しい事例ではなく、アメリカのアップルだって同じ誤りをしています。外部からリーダーを招くと内部のたたき上げは反発します。外部から招いたリーダーが成功するのはリストラする時だけで、しがらみのない外部の人間なら合理的な削減ができます。ではなぜユニクロや日本電産が後継者選びを誤ったのでしょうか。大会社のトップを育てるには何十年もかかります。内部にいい人がいないというのは、トップが後継者を育てる事を怠った結果です。アップルは返り咲いたジョブスが亡くなったおかげで、うまく次の後継者が育ちました。カリスマとされるトップがいる会社ほど、社長の後継者問題は大きいのです。外部から連れてくる場合は、副社長としてまず5年ぐらい働いて実績を積み、たたき上げに認めてもらう必要があります。自分こそ次の社長だと思っている重役たちを納得させるだけの実績がないと、新社長は実力を発揮できません。
2022年08月25日追記
やはり外部から招いた人ではダメで、日本電産の社長は退社する事になりました。
2022年4月19日火曜日
ニュースの映像
この記事[^1]はニュースの映像で死体を映す事を間接的に否定しています。実は戦争や大災害のニュースで死体を写さないのは日本独自です。他の先進国は現実をありのままに見せるために、事前の警告付きで普通に死体を写します。アメリカだと子供が視る時間帯のニュースではボカシを入れる事はあっても、大人が視る夜10時以降ならボカシが入らない事もあります。2011年の東日本大震災の新聞写真も、日本だけ犠牲者のない写真を紙面にのせていました。現実から目をそらしているという見方と、犠牲者の家族のために死者への敬意から写さないという見方があります。これは両方とも正しく、報道の目的は何かという問いにどう答えるかで方針が決まります。戦争を特別軍事作戦といったり、撤退を転進と呼び変えて戦争の実態を国民に伝えない国では、戦争の悲惨さが国民に伝わりません。戦争を止めるのはその悲惨さであり、その意味で戦争の映像で死体を写さない報道は不十分だと思います。
2022年4月17日日曜日
コロナ終了
新型コロナはワクチンも普及し、ウイルスの増殖を抑える飲み薬も認可されて「普通のカゼ」になりました。実際オミクロン株では感染者の9割以上が無症状で、検査していなければ分からなかったほどです。もちろん重症化する人が皆無とはいえず、基礎疾患の悪化で亡くなる人もいます。でもそれは「普通のカゼ」でも同じ事です。いくつかの既存のコロナウイルスは「普通のカゼ」の原因でもあります。オミクロン株とその亜種は「普通のカゼ」のウイルスになったという事です。新しいウイルスへの順応には普通は何十年もかかります。でもそれがワクチンのおかげで数年で起きたという事です。中国のようなゼロコロナは無理で、コロナと共存するのが現実的です。日本はブースター接種が進まず、4月の感染者数は横ばいです。無症状が多い若者にワクチン接種を受けてもらうには、エサが必要です。経済的にもブースター接種を条件にコロナ制限を撤廃し、外国人旅行客を自由に受け入れる時期に来ています。ここで出遅れるとインバウンドは回復しません。
2022年4月16日土曜日
ヒートテック
ユニクロのヒートテックは冬場に暖かい下着として有名です。その原理を正しく理解している人は少ないので、こちらの記事[^1]を参考に解説します。羽毛や毛糸が暖かいのは含まれる空気が断熱材として働くからで、その分かさばります。羽毛のジャケットがモコモコしているのは、わざと空気を含ませているからです。でも下着として使うにはモコモコでは困るので、薄くて暖かい素材として東レが開発したのがヒートテックの素材です。人体から出る水分子を繊維が吸着し、人体の運動に伴って吸着した水分子同士が摩擦で熱を持つ事で発熱します。またその熱を体外に逃さず、過度な水蒸気は体外に放出するという性質も持っています。つまり薄い割に熱が逃げず、体の動きを効率良く熱に変えるため暖かいという訳です。欠点としては体に密着する下着なので、皮膚が敏感な人は肌荒れの可能性があり、水分を良く吸着するので肌が乾燥しやすいという問題です。男女で発汗量が違うため、男女で少し違う性質のヒートテックを使っているそうです。
2022年4月15日金曜日
ロシア語
まだアホな人が世の中には居るもんだと思います。この記事[^1]によると、ロシア語を学ぶ学生にロシア語を否定するような事を言う人が居るらしいです。太平洋戦争中に日本は英語を敵性言語として否定し、アウトやセーフといった野球用語まで禁止しました。もしロシアが日本の敵なら、ロシア語が分かる日本人は貴重です。それにプーチンがロシア人を代表している訳ではありません。国民とその政府は別物です。国が報道を管理しているロシアのような国では、国民はウクライナで何が起きているか知りません。いずれプーチンは失脚し、別の人が大統領になります。ロシアは日本の隣の国であり、過去には戦争をした相手です。そのロシアの文化・歴史・言語を学ぶのは日本の安全保障に必須です。日本国内の普通のロシア人を差別したり、ロシア語を学ぶ事を否定するのはアホです。
2022年4月14日木曜日
手遅れの日本
筆者がアメリカにいた1987年から2019年までの間に、日本は大きく変わりました。バブルとその崩壊、少子高齢化、失われた20年、東日本大震災と福島原発事故などは皆さんもご存じです。ところが人々は水面下での変化まで気にしません。歯止めなく増える国の赤字は膨大な国債残高となり、次の世代に重くのしかかります。少子化は止まらず、コロナ禍で赤字国債のタガも外れました。もはや手遅れ、自力更生の道はありません。このまま進むと、日本の経常収支が恒常的に赤字になった時点で円安が急激に進み、国内物価が跳ね上がります。日銀にもこれを止める力はなく、大多数の日本人は貧困状態になります。すると犯罪が増加し、都市はスラム化します。そこに中国が乗り込み、日本を経済的に支配します。カネの力で日本企業を買収し、国有地まで買い取ります。もしこれを避けたければ、日本は移民を増やす必要があります。帰化する人の二重国籍を許し、都市部に英語特区を作り、日本を他民族と共有するという道です。公用語として日本語の他に英語を認め、法律で人種差別や外国人差別を禁止します。こうした改革をする勇気が今の日本人にはありますか?
2022年4月13日水曜日
地震と停電
先日の地震で東京は計画停電の可能性がありました。もしこのとき停電が起きていたら、原発の再稼働を促進しただろうという意見[^1]もあります。しかし筆者は別の意見を持っています。日本は地震国です。福島の原発事故も地震と津波で冷却不能になったのが原因です。日本の原発はすべて海辺にあり、それは海水を冷却に使うためです。原発の放射性廃棄物の問題を脇に置いても、もうすぐ大地震が起きる日本の原発は時限爆弾でしかありません。地震と津波で冷却不能になるような原発は日本では使えません。福島の原発事故が起きるまで、福島には大きな津波は来ないと想定されました。その想定が大間違いであった事は明白で、今ある想定もどれだけ正しいかは地震が起きてみないと分かりません。日本は異常に停電が少ない国です。そのため普段から停電への備えが少なく、それこそが問題だと思います。地震やサイバーテロでいずれ停電は起きると想定して、停電しても機能し続ける都市にするというのが進むべき道です。原発の再稼働ではなく、電力の地産地消と貯蔵を促進しましょう。
2022年4月12日火曜日
コロナにビビリ過ぎ
日本は新型コロナのウイルス変異株に対してビビリ過ぎです。今までに確認された変異株はデルタやオミクロンも含めて、すべてmRNAワクチンが有効であり重症化を防ぐ[^1]と証明されています。日本の報道ではワクチンが重症化を防ぐ事をなぜか言わないので、変異株が空港検疫で見つかる度にそれを聞いた国民がビビリます。そもそもウイルスの変異株が空港検疫で見つかるのは、空港検疫で陽性になるとその検体を必ず遺伝子検査に回すのが理由です。国内でも当然いろいろな変異株が生まれており、その大半は遺伝子検査されずに市中感染を続けています。オミクロン株とその亜種が肺炎を起こす事例は今までなく、むしろ若者を中心に無症状のまま感染を拡げて集団免疫に寄与するので、ワクチン接種を完了しているかぎり何も心配はいりません。
2022年04月28日追記
国内で発生した変異株の可能性が高い例です。
2022年05月02日追記
これも国内で発生した変異株です。感染能力より重症化するかどうかが問題です。
2022年4月11日月曜日
ブースターとエサ
3回目のコロナ・ワクチンを接種してもらうにはエサが必要です。例えばブースター済みならマスク不要とか、飲食店での人数制限がない等です。感染しても無症状が多くてワクチンへの副反応が強い若者にブースターを打ってもらうには、こうしたエサがないと進みません。せっかく作った「ワクチン接種・検査パッケージ」を活用して、ブースターの接種と経済の両方に役立つ施策を実行願います。正直言ってもうコロナには飽きました。暑い夏にマスクも無理です。ワクチンもあるし飲み薬もあるので、新型コロナにかかって重症化するかどうかはもう自己責任です。国民の過半数が免疫を持っている以上、新型コロナはもはやンデミックではありません。インフルエンザなみの第5類感染症にいますぐ指定変更しましょう。
2022年4月10日日曜日
視点移動
頭やヘルメットにカメラを付けて動画を撮ると、視ている方は不意に視点が動くので酔います。脳は自分が頭を動かすとき、酔わないように目からの情報を一時的に遮断します。無意識に目をつぶる事も普通です。でもそうした酔い防止は他の人が撮った動画では不可能なので、動画を撮る時はなるべく視点移動を減らします。特に回転運動が酔いやすいので、準備ができるまでは録画を始めないのが肝心です。カメラを固定できない場合、手ブレ防止機能も使ってなるべく急な視点移動を避けるのが良い動画につながります。手カメラで視点を揺らして臨場感を出す演出は最悪です。
2022年4月9日土曜日
キャッスレス失敗
日本はキャッスレス化に失敗しました。その原因は支払い方法の乱立です。本来なら現金とクレジットカード、それに交通系ICカードの3種類で十分なのに、なんとかペイというスマホを使った支払い方法が無制限に増えたため、本来コスト削減のために始めたキャッスレス化が逆にコスト増につながっています。支払い用QRコードの一本化にも失敗し、消費者と店側の両方が不便になっています。交通系ICカードがスマホで使えるようになったいま、QRコードによる支払いは不要です。また日本の場合スマホを使った個人間の少額送金が進んでおらず、その無料化も必要です。
2022年4月7日木曜日
制服不要
都内の高校で、入学式に制服が間に合わないという報道[^1]がありました。つまり今だに東京の高校には制服があるという事ですね。昭和の頃から変わっていません。制服はお金がかかります。何のためにあるのでしょう?街中で遊んでいる高校生を見つけるためですか。行きに駅のロッカーに私服を預けて、帰りに駅のトイレで着替えれば私服で遊んでも目立ちません。普段は私服を着ている高校生も、入学式や卒業式は制服を着るという規則も聞きます。誰か制服の目的を教えてくれませんか。日本が貧しかった時代を除き、筆者は公立校の制服は不要だと思っています。
2022年4月6日水曜日
鬼畜米英
国の指導者が他国への侵略を正当化する手段のひとつが、他国の国民を邪悪な存在とみなすというものです。太平洋戦争では、日本が「鬼畜米英」というスローガンを使いました。アメリカやイギリスは「鬼や畜生」と同じだから、殺さなければいけない敵だという理屈です。戦地に行く兵士の士気を高めるためには、戦争によって何か善行を行っているという思い込みが必要であり、侵略を正当化する理屈はどの戦争もほぼ同じです。ロシアが使ったのは「親ロシア派の住民をネオナチから解放する」という理屈であり、「ゼレンスキー政権はネオナチだから、政権を支持する人はすべて邪悪だ」という思い込みから民間人の虐殺が起きていると考えられます。「鬼畜米英」は結果的に偽情報であり、旧日本軍が使ったプロパガンダでした。ウクライナの「ネオナチ」もロシアのプロパガンダであり、報道の自由が存在しない国が陥る罠です。戦前の日本と今のロシアは似た道を歩んでいます。
2022年4月5日火曜日
弱腰の日本
日本はロシアに対して大した経済制裁をやっていません。いまだにロシアの天然ガス、非鉄金属、石炭、ウニやイクラなどを輸入しています。輸入関税を少し上げるだけで、輸入そのものは禁止しない方針です。その反面ロシアへの贅沢品の輸出や高価な自動車の輸出は止めました。日本が被害を受ける輸入禁止には踏み込まない[^1]というのが日本の姿勢です。いまだにウクライナの戦争は日本人にとって他人事です。サハリンの天然ガスは欲しいし、ウニやイクラも食べたい日本は、思い切った制裁に踏み切れず、弱腰の日本と言われるのは間違いありません。
2022年4月2日土曜日
彗星衝突
映画「Don’t Look Up」のような彗星の地球衝突は「Extinction-Level Event」(生物大量絶滅事象)と呼ばれ、過去の地球に何回か起きています。有名なのは約6500万年前のユカタン半島に落ちた小惑星で、恐竜の絶滅を引き起こしました。幸いな事にこのあと哺乳類が栄え、今の人類につながっています。では人類が「Don’t Look Up」に描かれた彗星の衝突を生き延びるにはどうしたらいいでしょう。この映画では直径数キロメートルの彗星の核が南太平洋に落ちるとなっていて、衝撃波と火災で人類が滅びます。つまり核攻撃と似ているので、地下の「核シェルター」に逃げるのが良さそうです。一時的に地表がすべて火事になっても、燃える物がなくなれば火は消えます。彗星の核には放射性物質はないので、放射線の心配もありません。ただし大気中の酸素濃度は減ると予想され、「核シェルター」にいつまで籠もればいいのかは場所によります。ガスと煙により太陽光線が遮られ、地表は急速に温度が下がります。備蓄した水と食料には限りがあり、農業なしで人類が生き延びるのは無理です。人類の数は相当絞られ、多くても数千人ほどになります。大量の知識が失われるので、文明には大きな打撃です。「核シェルター」のかわりに地下鉄のホームに逃げても、水と食料がなければ死に絶えます。彗星の発見から衝突までの半年という時間的猶予の間に、数年分の水と食料を用意して「核シェルター」に避難できる人のみが生き残ります。医学知識や薬も失われ、原始時代へ逆戻りです。「核シェルター」には多くの書物も避難させる必要があります。もちろん植物の種や家畜、それに医薬品やエネルギーの備蓄も必要です。人類は高度に相互依存しているので、その人数が数千人まで減ってしまうと絶滅する可能性もあります。
2022年4月1日金曜日
死は当たり前
日本の常識は世界の非常識、みたいな話です。後期高齢者と呼ばれる75歳以上の老人が病気や肺炎で死ぬのは当たり前です。いつ死んでもおかしくないのが高齢者、特に後期高齢者です。それなのに時間とお金をそうした高齢者の延命につぎ込むのは間違いです。そうしたお金は次の世代を生む若者に回すべきで、高齢者も若者の邪魔になってまで長生きしたいとは言いません。老人が死ぬのは、次世代に限られた資源を残すための自然の摂理というのが世界の常識です。
2022年3月31日木曜日
役人の発想
こちらに「マイナ保険証で初診21円増」という記事[^1]があります。まったく役人の発想はアホですね。せっかくマイナンバーカードを普及させようと保険証として使えるようにしているのに、その足を引っ張るような値段を付けてます。こうした矛盾する政策をさらっと出してくる所が日本の役所の欠点です。目の前の事しか視ていない、木を見て森を見ず、全体最適ができないのは致命的です。
2022年3月30日水曜日
あきらめ
若者が「少子高齢化や経済低迷で日ごとに社会が悪くなり、選挙で良くなる実感はない。」[^1]と言っている現状は「あきらめ」と表現できます。日本の将来にとってこれは大問題です。教育の失敗と言ってもいいかと思います。民主主義は国民が最終責任を負うシステムです。その国民となる若者が現状をあきらめていては、何も良くなりません。どうしてこんな国になってしまったのか。筆者がアメリカにいたこの30年間に日本は進むべき方向を間違えていたという事です。「経済二流・政治三流」という問題です。
2022年3月29日火曜日
東京の第7波
東京都のコロナ陽性率[^1]が上がっており、次の波が始まったようです。BA.1のあとBA.2が拡がる国が多いので、BA.2が感染を拡げている可能性があります。BA.1にかかった人はBA.2にかからないという海外の報道もあり、ワクチンも重症化を防ぐと確認されているので、BA.2を心配する必要があるのは高齢者か免疫不全の人です。せっかっく作った「ワクチン接種・検査パッケージ」を再度活用して、若者にお金を使ってもらいましょう。
2022年3月28日月曜日
コロナ第6波の結果
日本のコロナまん延防止法も21日で終了したので、第6波の結果を示す記事[^1]が出てきました。2021年夏のデルタ株感染と較べると、今回のオミクロン株感染にはふたつの特徴があります。第一に感染者が5倍と増えた事と、第二にその割には重症者が増えなかった事です。ところが高齢者の死亡も5倍となっており、それを問題視する意見もあります。高齢者の死亡は基礎疾患の悪化や誤飲性肺炎が主な原因なので、コロナが原因というよりは高齢そのものが原因です。感染予防や医療技術の発達により寿命が延びた老人が、ここにきて限界に達したというのが実情です。75歳以上の高齢者が死亡するのは自然な事であり、若者に資源を残すという意味で最後の貢献をしてくれたと筆者は思います。
2022年3月27日日曜日
物価高対策?
ガソリンに始まって、物価高に対して税金を使って物価を抑える政策[^1]が始まっています。その一方で日銀は金融緩和を続けており、物価が安定的に年2%上がるように国債を買っています。つまり日本として物価を上げたいのか下げたいのか分かりません。政府と日銀があべこべの方向を目指しているように見えるのは筆者だけでしょうか。物価を上げたいのなら物価高は放っておけば良いはずです。せっかくインフレになりつつあるのに、何が問題なのでしょう。
2022年3月25日金曜日
できる事から?
日本人は「できる事からやる」と言うのが好きです。もちろん「何もやらない」よりはマシです。でもこの言葉の裏には「できない事はやらない」という意味が隠れています。本当は「できない(と思われている)事」も、どうしたらできるのかまで考える必要があるのに「できる事はやった」と安心してしまうのが問題です。こちらの記事[^1]では、日本の政治が楽な仕事だけしてきた結果として今の日本の没落があると、宮内義彦氏が指摘しています。「改善ではなく改革が必要」という氏の意見には賛成です。移民、DX、岩盤規制などこの20年でほとんど進展がありません。これは国民が政治を自分事として捉えず人任せにしてきたためです。特に若者の投票率の低さは大問題でしょう。
2022年3月24日木曜日
純血主義
日本はいいかげん純血主義をやめましょう。これだけ人口が減って国が維持出来ないと分かっていながら、移民を受け入れないのは純血主義があるからです。得に難民を受け入れないのは人権侵害です。難民は難がある民ではありません。避難民に由来する言葉で、母国から避難してきた人です。せっかく日本を選んで来てくれたのに、追い返してしまうのは理解できません。日本の法律上外国人は日本に来てすぐ日本人にはなれません。永住権を取るだけで数年かかります。難民を助けるのは日本の国際的義務です。
2022年3月23日水曜日
国家安全保障
日本人の好きな「安全・安心」の安全が揺らいでいます。地震が増えていること、ロシアのウクライナ侵攻でロシア産エネルギーがなくなること、新型コロナによるパンデミックなど心配の種は尽きません。その中でもロシアは一番の問題です。エネルギーと食料を外国に頼る日本は安心できません。国家安全保障としてエネルギーと食料の国産化は必須です。このふたつはロシアや中国に頼るなという事です。幸い日本は場所が良いので、太陽光発電や農業強化の余地がまだ沢山あります。すでに太陽光発電などの再生可能エネルギーは20%[^1]を占めており、これからも増加します。逆に遅れているのが農業です。米だけではカロリーが不足するので小麦の価格を上げて国内生産を増やすとか、海を使った食料の増産など課題が山積みです。日本の「安全・安心」には長期戦で取り組む必要があり、ぐずぐずしてはいられません。
2022年3月22日火曜日
意図的脱線
この記事[^1]は本質を見誤っています。新幹線は大地震を検知すると架線への送電を止めます。これは安全に列車を止めるためです。送電停止を検知すると新幹線は自動的に非常ブレーキをかけます。そこでもし地震の揺れが大きいと、レールから車輪が外れることもあります。でもこれは列車が横倒しになるよりマシです。もし脱線を防いでしまうと、かわりに車両が横倒しになります。そうなると乗客は大けがをするでしょう。新幹線が地震で脱線するのは意図的なのです。これにより乗客のケガを防ぎ、車両破壊も最小限にとどめる事ができます。
2022年3月21日月曜日
電力不足
関東は地震の影響で電力需給が逼迫しています。東京電力が3月22日に気温が低下して電力の余裕が3%を切ると予想したので、政府は初めての電力需給逼迫警報を出しました。こちらのグラフ[^1]は現在の需要と供給を表しています。暖房に電力を使う場合、電熱器とエアコンのふたつの方法があります。電熱器は電気を生炊きするので、100ワットの電熱器は100ワットの熱を出します。これに対してヒートポンプであるエアコンは電気で屋外の熱を部屋の中に移動させるので、100ワットの電力でその5倍ぐらいの熱を部屋に持ち込みます。エアコンはヒートポンプを使うので、暖房としては電熱器の数倍の効率があります。つまりエネルギー効率を考えたら、なるべく電気の生炊きをさけてヒートポンプを使うべきです。オイルヒーターとか電気ストーブ等の電熱器は価格が安いものの、エネルギー効率が悪いので温暖化をさける意味でもその使用を減らすべきでしょう。もちろんガスや石油で暖をとれば、電気の使用は減らせます。全国の電力需要も東北や北陸は厳しい状況[^2]です。
同日追記
10%の節電目標に対して、その半分もありません。テレビの放送局を半分止めれば?
2022年3月20日日曜日
国会議事堂
これは笑えますね。日本の国会議事堂にオンラインで国家元首が演説する方法がないという事実。日本のIT後進国ぶりが際立っています。議長の背後の壁にスクリーンを天井からつるし、大型プロジェクターでZoom画面を写せばいいと思うのは筆者だけでしょうか。前例主義もあるでしょうけど、議員の思考停止も影響していると思います。おそらく今でも議事堂へのパソコンやタブレットの持ち込みも禁止[^1]しているのではないでしょうか。いつまで昭和の亡霊をひきずるつもりなのか、議員には猛反省を促したい。そのかわり携帯電話の持ち込みは許されているようです。
2024年04月13日追記
こんな石頭の老人たちに国家権力を握らせていては日本が滅びます。
2022年3月19日土曜日
政治とスポーツ
ロシアのウクライナ侵攻について、「政治とスポーツは別」と発言するアスリートがいます。プロは競技を見せる代わりに観客からお金をもらっています。その観客が「ロシアやベラルースの競技を見たくない」と思うなら、このふたつの国のプロは競技できません。この場合そうしたプロはほかの場所で競技をするか、それぞれの国内で競技をする事になります。観客が望むものを提供するのがプロです。「政治とスポーツは別」でも、プロである以上観客を無視する事はできません。なぜ観客が「ロシアやベラルースの競技を見たくない」と思うのか、それは軍事大国が隣の国を一方的に力でイジメているからです。アスリートは政治家ではないので、この場合は被害者です。しかし加害者である国のトップに迎合するなら、その立場は被害者から加害者に変わります。「政治とスポーツは別」と言うなら、加害者になってはいけません。
2022年3月18日金曜日
真珠湾攻撃
12月7日はアメリカにとって永遠に忘れられない日です。ハワイの真珠湾が日本海軍に奇襲攻撃され、この日を境に国民世論が様子見から積極参戦に傾きました。売られたケンカは買うという態度です。日本では奇襲攻撃と敗戦への後ろめたさから、外国人が日本人の前で真珠湾攻撃を口にすると居心地の悪さを感じます。それは日本人にとって太平洋戦争が消化できてないからです。戦犯を処刑したのは占領したアメリカであり、日本人がみずからの手で白黒を付けていないからです。逆に8月15日は日本にとって終戦記念日(正確には敗戦記念日)ですが、アメリカにとっては何の記念日でもありません。アメリカ人の琴線に触れるには、真珠湾攻撃を持ち出すのが効果的です。それを日本人に対する侮辱だと感じる人は、なぜ日本が太平洋戦争を始めたのか、なぜ国民は戦争を望んだのかを理解する必要があります。あの頃に樺太や大陸に渡って金持ちになる事を夢見た日本人はたくさんいたのです。
2022年3月17日木曜日
検査しなけりゃ陰性
大多数の若者はオミクロン株にかかっても無症状か「軽い風邪」で済むので、職場で感染者が出ても「検査しなけりゃ陰性」という考え方が出てきました。ウィズコロナ、つまりコロナと共生すると決めた日本は、もっと現実的になる必要があります。感染者を追跡する[^1]のではなく、ワクチン接種者を増やすべきです。何のための検査か、何のための追跡か思い出して下さい。ゼロコロナをあきらめた以上、もう濃厚接触者を調べる必要もありません。感染者を減らすカギはワクチン接種です。
2022年3月16日水曜日
コロナの終わり
日本でもオミクロン株が感染を拡げて抗体保有者を増やしたので、コロナの終わりが見えてきました。ワクチンの3回接種と抗ウイルス薬のおかげで重症者も減り、集団免疫を獲得しつつあります。現在のコロナ死亡者は基礎疾患の悪化が主な死因で、それに高齢者特有の誤嚥性肺炎と老衰が加わっています。つまりコロナそのもので死ぬ人はいなくなってきました。夏までにはマスクも不要になり、各種制限もなくなると予想します。もちろん新型コロナそのものは地球上からなくなりません。季節的な風邪の原因となるウイルスとして感染は続きます。でも心配な人はインフルエンザと新型コロナのワクチンを毎年受ければ大丈夫です。変異株発生の可能性を減らすために、ワクチンの3回接種を強く推奨します。
2022年3月15日火曜日
無駄に多い支払い方法
日本の小売業は無駄に多い支払い方法に悩まされています。現金、クレジットカードの他、プリペイドカード(nanaco, WAON, PASMO, Suica)、QRコード(PayPay、メルペイ、楽天ペイ、d払い)、スマホペイ(Apple Pay, Google Pay)さらにポイントカードにポイントを貯めるか、そのポイントを使うかという選択肢があり、レジの機械も複雑になる一方です。明らかにお店と利用者の双方にとって無駄なコストを生んでいます。自由経済と言えばそれまでながら、お店にとってキャッシュレスの恩恵を得られない仕組みになっています。QRコードの一本化も失敗し、悲惨な状況です。かつてのVHS対ベータの争いと同じ無駄が起きています。
2022年3月14日月曜日
大人を子供扱いする日本
夕方に明日の天気予報をテレビで視ると、気温や湿度に加えて服装のおすすめまで教えてくれます。朝晩は寒いからコートが必要とか、昼間は暖かいから薄手のシャツが良いとか。これって「余計なお世話」と思うのは筆者だけでしょうか。気温により何を着るかは個人の好みだし、人により気温の感じ方も違うから「自由にさせてよ」と思います。日本には「大人を子供扱いする」傾向があり、「分かりやすく」という理由で個人が決めるべき事まで他人が口出しする事があります。親切のつもりで「余計なお世話」になっている事が多いのが日本です。
2022年3月13日日曜日
無駄の上塗り
厚労省がコロナ対策として無駄に無駄を重ねています。入国者を追跡すために作った「入国申請システムERFS」が個人情報を公開していたという問題[^1]があり、そもそもこんな入国者の追跡を今やる必要があるのか、誰も検討していません。コロナはオミクロン株で終わります。予防注射も3回となり、抗ウイルス薬もあるのに、なぜ無駄な入国制限を続けるのか分かりません。専門家集団である厚労省は、検疫が無意味な事を知っています。デルタ株もオミクロン株も国内に入りました。国内でウィズコロナをしているのに、入国時にゼロコロナを目指すのは矛盾しています。税金の浪費を重ねる厚労大臣は首相に反論できないのでしょうか。
2022年3月11日金曜日
難民受け入れ
ウクライナ戦争で日本ができる国際貢献は、ウクライナ難民の受け入れです。日本は人口が減る国なので、一石二鳥です。数万人の難民を日本に受け入れるべきでしょう。日本に来たいウクライナ人は多くはありません。希望者を受け入れるには日本語教育や住宅も必要となります。でも日本には誰も住んでいない家が地方だけでなく、都市部にもたくさんあります。プーチンの横暴に対してわずかな経済制裁しかできない日本は、人道支援としてウクライナ難民へ住宅や仕事を提供する義務があります。ウクライナ人は教育レベルが高いので、ITの仕事などはすぐ可能です。G7の一員として、日本にはやるべき事がたくさんあります。対岸の火事として見過ごす事はできません。
2022年03月18日追記
この日本政府の対応はやや遅いけど、良い方向です。人命救助ですから。
2022年3月10日木曜日
ドイツの誤算
クリーン・エネルギー使用国として原発を止めたドイツに逆風が吹いています。まさかロシアが欧州で戦争を始める事はないと判断したメルケル氏の置き土産が、天然ガスのロシア依存[^1]です。そのまさかが現実化してしてまい、ドイツの天然ガスはこれから先細りとなります。来年はロシアのかわりに中東やアメリカから輸入するでしょう。ロシアに依存する形で原発廃止を決断したのは間違いだったという事です。天然ガスも燃やせばCO2が出るので、そもそもクリーンとは言えません。エネルギー資源を他国に頼るのは、食料を他国に頼るのと同じくらい危険きわまりない判断です。日本もこれを他山の石として、再生可能エネルギーの国産化を進めましょう。日本が輸入しているロシア産原油も、経済制裁として購入を凍結すべきです。それによるインフレは、日本の安全保障に必要なコストです。
2022年3月9日水曜日
年金と住民票
筆者はアメリカに30年いたので、日本の10年勤続という年金の必要条件は満たしません。ただし海外にいた期間は加入期間に含める事ができるので、日本で働いた7年半と合わせて2年半以上海外にいた事を証明できれば、額は少ないながらも日本の年金受給は可能です。ではどうやって海外にいた事を証明するのでしょう。日本人は住民票を抜いて海外に移住するので、海外に転出した時期と海外から転入した時期を組み合わせれば、その間は海外にいたという証明になります。住民票はオンラインで管理されおり、職員が見ればデータとしてこうした時期は分かります。でも自治体が発行した「除票」(転出により削除された住民票)でないと証明にはならないという規則なので、以前住んでいた自治体から紙の「除票」を取り寄せる必要があります。あまり古い「除票」は残っていないので、筆者がこの方法を使えるかどうかは不明です。マイナンバーは役立たず、住基ネットも利用できません。何のためのオンライン化なんでしょうか。日本は紙ベースの手続きが多く、IT後進国といっていいかと思います。
2022年3月8日火曜日
エネルギー危機
ロシアへの経済制裁が世界的なエネルギー危機を起こしています。ロシアは原油や天然ガスの主要な輸出国であり、エネルギーの貿易に占める割合は4%[^1]です。つまり世界は4%のエネルギー節約を求められています。地球温暖化のためにCO2を減らす必要がある中で、たった4%の節約もできないのが世界の実情です。かといってアメリカやサウジアラビアが原油の生産増加に転じるかというと、これも地球温暖化につながるので簡単ではありません。ただし石油や石炭の値段が上がれば、相対的に太陽光や風力による発電のコストが下がり、脱炭素には役立ちます。
2022年3月7日月曜日
コロナ規制撤廃
せっかく作った「ワクチン・検査パッケージ」を使わず、相変わらず「集会・飲食店の規制」にとどまる日本のコロナ対策は理解不能です。こちらの記事[^1]には「オミクロン株が若者にとってはただの風邪」であり、「規制が厳しすぎる」という指摘があります。その結果「高齢者と若者で規制を分けるべき」となっており、納得できる内容です。とくに「ワクチン3回接種」よりも「コロナに感染した方」がコロナに罹りにくいという指摘は一理あります。また高齢者はもともと免疫が弱いので、ワクチンが効きにくいのも事実です。ワクチン接種で高齢者を優遇したように、コロナ規制撤廃では若者を優遇するのも手でしょう。これは「高齢者差別」ではなく「高齢者保護」です。
2022年3月6日日曜日
反ロシア運動
世界中で反ロシア運動が起きています。ところが中には間抜けな運動もあるようで、例えばアメリカで売られているウオッカの大半は自国を含むロシア以外で作られたもの[^1]なのに、そうしたウオッカをトイレに捨てるアメリカ人がいるそうです。日本は天然ガスや原油、非鉄金属、石炭、カニなどの海産物をロシアから輸入[^2]しています。エネルギーをロシアに依存する危険性が明らかになったので、日本は今後ロシア産のガスや石油を使わない方向に進みます。では海産物はどうでしょう。輸入されるカニやウニの半分近くがロシア産[^3]なので、日本人はロシア産のカニやウニを排除出来るでしょうか。国内のロシア人やロシア・レストランを攻撃するという間抜けな運動ではなく、ロシアとの貿易を止める勇気は日本にあるかという疑問です。経済制裁は双方に被害をもたらすので、日本人にもそれなりの覚悟が必要です。
2022年3月4日金曜日
東京都の感染者数
東京都のオミクロン株感染者数が高止まり[^1]しています。BA.1の上にBA.2の感染が重なっているのか、検査の目詰まりにより感染のピークが実はもっと遅かったのか、その理由ははっきりしていません。東京都の陽性率のピークは2月の中旬[^2]なので、そこが感染のピークだったと考えるのが自然です。すると3月末まで感染が続くと考えられます。つまり東京都の「まん延防止措置」が再度延長される可能性があるという事です。いずれにせよ気温の上昇とともに感染機会が減るので、第6波は4月上旬までには終わるでしょう。桜の下での宴会も夢ではありません。3回目のワクチン接種でコロナ制限をなくしましょう。
2022年04月01日追記
日本のコロナはBA.2が半分近くになり、ふたつ山の感染となっています。
2022年3月3日木曜日
オミクロン株の死亡率
厚生労働省の助言機関が「オミクロン株感染の致死率は、季節性インフルエンザよりも高いと考えられる」と発表[^1]しました。オミクロン株の0.13%に対して季節性インフルエンザを0.006%ないし0.09%と見積もっています。ただし「どちらも全ての感染者を把握することは不可能なため、正確な比較が難しい」とも言っています。無症状感染者が9割とされるオミクロン株の場合、この数値は多めに出ます。そのうえ誤差範囲を明示せずに0.13%とひとつの数字を出すと、これが正しいものと誤解される恐れがあります。科学的には誤差範囲まで見積もるべきで、この数値はあてになりません。また日本では基礎疾患の悪化で亡くなっても、たまたまコロナに感染しているとコロナの死亡者として数えるので、ここでも多めにでます。したがって「オミクロン株感染の致死率が季節性インフルエンザよりも高い」というのは大いに疑問です。感染者の定義が検査陽性だとすると、それは全ての感染者数を表しません。
2022年03月15日追記
こちらの記事では、第6波でコロナによる死亡とされた人の3割は、コロナ以外の誤嚥性肺炎や老衰で死亡した事が岡山県より報告されています。
2022年3月2日水曜日
無駄な検疫
成田空港の入国検疫がパワーアップしています。8枚の書類を読んで訪問した国と住所と氏名を書かせ、厚生労働省のサイトでほぼ同じ内容の情報を記入して今度はQRコードを作らせ、さらにMySOSアプリとCOCOAアプリを自分のスマホにインストールしなければいけません。2020年に始まった日本の検疫は、費用対効果の検証がないままより複雑な仕様になっています。その上この一連の手続きと抗原検査には1時間半ほどかかります。たくさんの人手をかけて効率良くやっている事は認めます。でもこられはすべて現時点で無駄な作業です。ブースター接種まで終わっていれば、3月から自宅待機も不要となっています。飛行機内で記入した書類も古い物だったので、空港で書き直しました。こんな無駄な作業のために税金を使って欲しくありません。国民の「安心」を支える検疫には、大幅な見直しが必要です。
2022年2月28日月曜日
北方領土
もうこれでロシアの意図[^1]は明らかです。ロシアが日本に北方領土を返す事はありません。北方領土は日本から有利な交渉条件を引き出すためのカードでしかなく、戦争で手に入れた領土をロシアが手放す事はありません。もしそれが起きるとすればロシアという国が崩壊する時で、それはあり得ません。日本は現実を見つめて、北方領土をあきらめるべきです。おなじく竹島も日本は実行支配しておらず、韓国のものとあきらめましょう。それで失うものはささいな面子だけです。外交では解決しない問題もあるという事です。
2022年2月27日日曜日
軍対市民
ウクライナの戦争は、首都キエフをめぐるロシア軍対キエフ市民の戦いになっています。すべての18歳から60歳までの男性国民が動員され、武器を持ってロシア軍と戦うという構図です。これはロシアとして予想外の出来事で、ウクライナ軍と戦うつもりだった前線の兵士に混乱をもたらしています。ロシア兵士はロシアとロシア人および親ロシア派ウクライナ人を守るためにウクライナに侵攻しました。ところがウクライナの正規軍と戦うつもりのロシア軍の前に立ちはだかったのは、武器を持ったキエフ市民です。軍服も着用せず、孫がいてもおかしくないような中高年までロシア軍と戦っています。もともとロシアとウクライナは同じ民族なので、言葉も服装も顔つきも似ている相手を殺さなければなりません。ロシア兵の混乱と葛藤はキエフの陥落を遅らせています。
2022年2月26日土曜日
経済制裁
経済制裁では戦争を止められないというのが、ロシアのウクライナ攻撃で分かった事です。もちろんかつて日本もABCD包囲網[^1]という経済制裁を受けており、その結果として日本が太平洋戦争を始めたので驚きはありません。アメリカは「SWIFTからの排除」を制裁のひとつにあげていたものの、ドイツの反対にあって実現できていません。言い換えるとエネルギー資源をロシアに頼るドイツの弱点が際立っています。ドイツはメルケル首相の時代に原子力発電を廃止し、ロシアの天然ガスに頼る決断をしました。それが裏目に出ているという事です。もともと経済制裁に即効性はなく、ロシアにとっては痛くも痒くもありません。何かをしているというアピールにとどまり、西側の無力さを際立たせています。中国にとっては良い実験になったという事でしょう。
2022年02月27日追記
日本を含むG7がロシアをSWIFTから排除する事を決めました。
2022年2月25日金曜日
憲法9条
ロシアのウクライナ攻撃は、現実の国際情勢がどんなものかを日本人に知らせました。この記事[^1]にあるように、日本国憲法第9条は日本の軍隊を否定しています。軍隊を持たない事が平和を生むというのは、日本から始めなければ戦争は起こらないという理屈です。この理屈が成り立たない事は今回のウクライナ攻撃で証明されました。ロシアや中国のような権威主義の国は、隙あらば資源と領土拡張のために周りの国を攻撃します。憲法9条は時代遅れです。現実問題として、いつロシアや中国が日本に攻めてくるか分かりません。軍拡に進む国々に近い日本が生き残るには、自衛隊と同盟国アメリカが必要です。憲法は現状に合わせて変えるものであり、歴史は国際情勢に疎い国が滅びると教えています。
2022年2月24日木曜日
欧州戦争
欧州で第二次世界大戦後、内戦ではなく国と国とが戦争するのはロシアとウクライナが初めてです。プーチンは2024年に大統領選挙を控えており、再選を確実にするための手柄を必要としています。おそらくウクライナに親ロシア派の傀儡政権を立てるでしょう。欧州は長い戦争の歴史があるので、日本と違って勝ち目がない戦争には早めに降伏して、国民の犠牲を避ける傾向があります。ロシアとウクライナの戦争は数日で決着し、今のウクライナ大統領は国外に逃げるかロシア軍に逮捕されると思います。経済制裁には戦争を防止する力はありません。次は中国が台湾を占領します。アメリカは同盟国でない台湾を守る義務はなく、中国が台湾を手に入れるのは時間の問題です。そうなると日本も無傷ではいられません。中国から他のアジアの国へ投資先を移す必要があります。中国にいる日本人が人質として拘束される可能性もあります。
2022年2月23日水曜日
口先介入
ウクライナ東部にロシア軍が入り、ロシア軍がウクライナ軍と直接戦う可能性が出てきました。ここまではアメリカは口先介入だけで実効的なロシア制裁は何もしていません。お金のかからない脅しだけです。でもウクライナ軍とロシア軍が直接戦うと、アメリカは思い切った経済制裁をしなければなりません。さもないと結局アメリカは口先だけで、本気でウクライナをロシアから守る気はないとばれてしまうからです。もしそうなると台湾もアメリカに頼れなくなります。安保理事国であるロシアとアメリカの全面対立が起きるかどうか、今週のウクライナ状勢は目が離せません。株式市場は大幅安になりそうです。
2022年2月22日火曜日
観光客争奪戦
オーストラリアは海外観光客の全面受け入れ[^1]にカジを切りました。唯一の条件はコロナワクチンを2回接種してある事で、外国人の入国に際して何の制限もありません。観光がオーストラリアの重要な産業であるため、これは当然とも言える決断です。イギリスも国内でのワクチン接種と感染によりほとんどの人が免疫を持っているため、早めの規制撤廃[^2]に踏み切りました。これから諸外国がコロナ規制を撤廃するにつれて、海外観光客の争奪戦が始まります。2年分の旅行予算を持つ旅行客がまず向かうのは感染が収まって規制もない国です。この点で日本はほぼ2ヵ月ほど出遅れており、この争奪戦には敗退します。日本が規制を撤廃するのは早くても4月と予想され、桜の時期は過ぎてしまいます。日本も観光が重要な産業なので、今から海外観光客の全面受け入れ計画を作り3月には発表した方が良いでしょう。
2022年2月21日月曜日
賞味期限
日本の法律では、賞味期限を過ぎた食品を販売しても違法ではありません。賞味期限とは殺菌等により保存が効く食品に付けられた「美味しく食べられる期限」であって、製造日から3ヵ月とか1年という具合に付けられています。缶詰など賞味期限が1年と長いものは、たとえ2年たってもほぼ美味しく食べられます。食品ロスを減らすという意味からは、賞味期限切れの食品でも値段を下げれば販売して良いと思います。同様に自治体が確保している備蓄食料も長持ちするので、賞味期限切れでも工夫して食べるべきです。
2022年2月20日日曜日
コロナウイルスの家系
こちらのウイルス家系図[^1]が示すのは、オミクロン株はデルタ株とは無関係という事です。これによれば、2020年2月ごろに枝分かれしたウイルスがそのあと別々にデルタ株とオミクロン株になった事が分かります。デルタ株はインドで最初に見つかり、オミクロン株は南アフリカで最初に見つかりました。このふたつの株にあまり共通点はなく、別の病気といってもいいくらい症状が違います。BA.2も同じくらい変異しており、オミクロン株BA.1とは別物[^2]とする意見もあります。
2022年2月19日土曜日
雇用を守るのは誰か
電機大手を中心に「ジョブ型」雇用[^1]へのシフトが起きています。「ジョブ型」と従来の「メンバーシップ型」との違いは単に職務記述書の有無だけではありません。「ジョブ型」では雇用を守るのは国の責任であり、企業の責任ではありません。日本が法律で性差別や年齢差別を禁止せずに「ジョブ型」を進めると、企業はリストラ策として「ジョブ型」を利用するようになります。そこで「手切れ金による指名解雇」を許すかわりに、就職時の性差別や年齢差別を禁止する法律が必要です。労働形態を海外に合わせるなら、法律も海外に合わせる必要があります。法律上規定のない年功序列や定年制度がなくなる代わりに、本人の能力以外での就職差別を徹底的に排除しなければ労働者を守れません。民間企業は利潤のためにリストラします。国は雇用を増やす政策で国民を守り、雇用の責任を民間企業に押しつけてはいけません。「ジョブ型」では必要な人間を必要な分だけ雇うので、人材の無駄がなくなるという利点があります。その反面、仕事がない人を雇い続ける義務は企業にありません。
2022年2月17日木曜日
半鎖国
日本は3月以降も半鎖国[^1]を続けるようです。日本は現時点でアメリカから「コロナ感染国(レベル4)」[^2]として「行くべきでない国」となっています。つまりもともと観光客が来る国ではないので、日本が観光客を拒否しても効果はありません。ワクチンを3回接種してあれば空港での検査も自宅待機も不要です。でなければ国内で3回目のワクチン接種をすすめる理由と矛盾します。3回目のワクチン接種が新型コロナに効果的なら、外国人にも同様に効果があるはずです。日本がなぜ鎖国を続けるのか、外国人が納得できる理由はありません。日本は不合理で非科学的な国だと自ら宣言しています。デルタ株もオミクロン株も国内に入りました。無駄な検疫はもう止めましょう。今の「G7で最も厳しい検疫」が何の役に立っているのか疑問です。
2022年2月16日水曜日
ウイルス進化
20世紀後半からウイルスの遺伝子を解析できるようになり、ウイルスの進化をたどれるようになりました。たとえば、スペイン風邪のウイルスは進化してA型インフルエンザ(H1N1亜種)になった事が知られています。ウイルスの遺伝子は無作為に起こるので、その中からウイルスにとって有利な変異だけが伝搬します。ウイルスにとって有利な変異は、より感染しやすくなる事と、より軽症になる事です。とくに無症状で感染だけ拡がるウイルスは、誰にも気付かれずにその数を増やします。新型コロナはまさにこの変異を持ち、オミクロン株はその9割が無症状と考えられています。そこでオミクロン株の次に出てくる変異株は、さらに症状が軽くなると予想されます。症状が重くなる変異は患者が家にとどまるので他に感染せず、最終的に残るのは感染しやすくて症状がない変異だけです。そうしたウイルスが人や動物の間をぐるぐる回る間に、また変異してその一部は重症を引き起こします。ロシア風邪のウイルスは進化して今のヒトコロナウイルスOC43になったと考えられ、オミクロン株の次の変異種もヒトコロナウイルスになると予想されます。
2022年2月15日火曜日
やっかいな小銭
郵貯銀行が硬貨のATM入金に手数料を取ると宣言しました。民間銀行ですら硬貨のATM入金には手数料は取らないのに、かなり思い切った決断です。それだけ競争力があるという自負があるのでしょう。硬貨は一種類につき20枚まで支払いに使えます。また公金(税金)の支払いには制限がありません。なので一円玉がたくさんある人は、それで税金を払うという手があります、ただし窓口の人には嫌われると思いますが。庶民にできる事は民間の銀行を使うか、または少しずつ毎日の買い物で使っていくという方法です。スーパーのレジで列に並んでいる間に財布の中に小銭がいくらあるかを数えておくと、金額が決まった時に小銭を使うのが速くなります。もう硬貨を貯金箱に入れておく時代ではないという事ですね。買い物のキャッシュレス化が進むきっかけになると思います。
2022年2月14日月曜日
電子投票
マイナンバーカードとスマホがあれば、技術的には電子投票ができます。マイナンバーカードで本人確認できるので、それを読み取るスマホとアプリがあれば、安全な電子投票システムは1年で開発可能です。健康保険証や運転免許証は既存のカードを置き換えるだけで、マイナンバーカードの大きな利点にはなりません。でもスマホで海外からでも投票できれば、マイナンバーカードを作る大きな理由[^1]になります。選挙日の3ヵ月前までに登録してアカウントを作れば、電子投票を選ぶ事ができるようにしましょう。もし気が変わって既存のやり方で投票したければ、選挙日の3ヵ月前までに電子投票システムにログインして既存投票を選びます。電子投票を選んだ人には投票案内はがきを送らないので、電子投票と既存投票の二重投票は排除できます。投票案内はがきを紛失したと偽って既存投票を行う人には投票所でマイナンバーカードの提示を求め、電子投票システムとの突き合わせで二重投票かどうかを判断できます。投票案内はがきを持っている人の投票方法は変わりません。
2022年2月13日日曜日
独身の大誤算
独身のまま人生を終える事についての日経の記事[^1]で大事な事が欠けていると気付いたので、捕捉します。それは次世代への影響です。一言で言えば、子供が減ると国がなくなります。「動けなくなったら老人ホームに入ればいい」ではありません。もちろんお金があれば別です。でも次世代がいなければ、老人ホームに入ったあなたの世話をする人がいません。あなたの年金を払ってくれる労働者もいません。いまの国のシステムが30年後もそのまま続くと思ったら大間違いです。少子化は止まらず、年金や健康保険は支払いができなくなります。自分だけの人生を楽しむ権利には、最後まで自分で自分の面倒を見るという義務が伴います。次世代を作らないなら、次世代には頼れません。
2022年2月12日土曜日
ピンピンコロリ
老人の理想の死に方はピンピンコロリです。昨日までピンピンしてたのに、今朝様子を見たら死んでいたというのが最高です。つまり寝たきりなって何ヶ月とか、認知症を煩って何年ものあいだ人の世話になったあげくの死を望む老人はいません。そのピンピンコロリをコロナ禍で実現した人が何人もいます。昨日まで元気だったのに今日連絡したら死んでいたという人です。理想の死に方を実現できた幸運な人だと思います。まわりの人が、あの人は昨日まで元気だったのにと不思議がるような死に方です。誰でもそうした死に方が出来る方向に医学は進むべきです。
2022年2月11日金曜日
高齢者介護施設
アメリカでも高齢者介護施設のコロナ感染はやっかいな問題となっています。でも日本との違いをあげるとすれば、高齢者介護施設でのコロナ感染者は高齢者介護施設にとどまるという事です。もともと病院で面倒を見れないから高齢者介護施設にいる人たちなので、病院に移すという選択肢はありません。認知症の人にマスクは無理だし、部屋に閉じ込める事もできません。人生の最後を自由に生きている人たちなので、コロナに感染して死ぬのも運命だという見方です。デルタ株やオミクロン株のようなウイルスは必ずどこからか入ってきます。自由と引き換えに感染リスクを負うという考え方です。それがいやなら家族が引き取ればいいだけで、それもまた家族の自由です。公的介護保険はないので、費用対効果を考えて介護にどれだけのお金を使うかは本人次第となっています。高齢者は体力がないので、たとえワクチンを2回接種してあってもコロナに感染したり死ぬ事[^1]があるのは避けられません。特に90歳を越えたらいつ死んでもおかしくないのが高齢者です。死因がコロナかどうかとは無関係に、人は年老いたら死ぬ事で次世代に貢献するのです。
2022年02月16日追記
高齢者がオミクロン株に感染しても、それが死因になるとは限りません。
2022年04月08追記
「高齢者の治療の問題だけでなく、みとりのあり方を含めた踏み込んだ議論が必要だ」
2022年2月10日木曜日
病院バイアス
オミクロン株はデルタ株と較べて軽症が多く、重症化は少ないと報告[^1]されています。でも病院の医師に言わせると、決してそんな事はなく、重症者も多いとなっています。ではどうしてこうした違いが生まれるのでしょう。それは「病院バイアス」というもので、もともと症状がないかごく軽症の人は病院に来ないからです。オミクロン株でも免疫の弱い人には重い症状となります。特に高齢者は免疫が弱いので、そこに基礎疾患があれば死ぬ事もあり得ます。そうした危険な患者だけが病院に集まるので、病院の医師からすればオミクロン株も怖いよとなります。今は検査も追いつかず、どれだけの無症状感染者がいるのかすら分かりません。東京都の陽性率が40%近いので、もう誰が感染してもおかしくないレベルです。とくに冬は締め切った空間を人と共有する時間が長いので、マスクをしていても感染します。東京は都民全員がかかると思って間違いありません。集団免疫獲得までもう少しです。
2022年2月9日水曜日
養殖アサリの産地
熊本産アサリが実は中国産アサリを国内で養殖したもので、国内産として売るのは産地偽装だ[^1]という話です。こうした養殖アサリは「養殖アサリ(熊本)原産国:中国」のように表示して、天然ものと分けて販売したらどうかと思います。ウナギもシラスウナギを台湾から輸入して浜名湖で養殖して日本産ウナギとして売っているので、国内での養殖は許されておりで、どこで養殖したかを明示すれば元は中国産でも日本産アサリになります。天然ものはその産地特有のDNAを持っているので、調べれば天然か養殖かは分かります。産地の定義が生まれた場所ではなく育った場所で決まる[^2]というのが日本の法律です。天然ものは「天然アサリ(熊本)原産国:日本」という表示になります。
2022年2月7日月曜日
検査目詰まり
東京都のコロナ陽性率[^1]が40%に近づいています。ところが検査人数そのものは減っており、ふたつのグラフが乖離しています。これは検査の目詰まりを表しており、検査せずに陽性と診断する「みなし陽性」を導入した理由です。アメリカでも検査キットの不足で同じように検査の目詰まりが起きています。そのためバイデン政権は税金で自己検査キットを大量に買い付け、無料で希望者に送り始めました。学校を再開するにあたって、生徒は検査で陰性でないと教室に入れません。民間企業は需要がない平時には検査キットをたくさん作らないので、政府が買い付けると約束しないと半年の有効期限がある検査キットをそこまで用意できません。N95マスクも希望者には薬局で配っています。今週には東京都も感染のピークを迎えると予想されており、これが最後の波になってほしいと願います。
2022年02月07日追記
東京都が新型コロナ感染者の濃厚接触者に、無料で抗原検査キットを配送するそうです。
岩盤規制のためネットで抗原検査キットを販売できず[^2]、苦肉の策です。
2022年2月6日日曜日
成田空港検疫
成田空港の元検疫所所長が書いた本「成田空港検疫で何が起きていたのか─検証 新型コロナウイルスの水際対策」[^1]を読みました。新型コロナで検疫所は大変だと聞いていたので、その実態を現場にいた人から知るためです。上からの無理難題に現場が知恵を絞ってひとつひとつ解決していった様子が分かります。でも著者も指摘しているように、水際対策は病原体の国内への流入を防ぐのが目的ではなく、流入を遅らせる、つまり時間稼ぎをするのが目的です。デルタ株もオミクロン株も水際対策では流入を防止できず、国内の市中感染を起こしました。つまり水際対策が突破された段階で、同じ水際対策を続ける事の是非については何も記述がありません。もちろん首相や厚労省の大臣が決めた事を実行するのが所長の仕事なので、そこは上の人に言ってくれという事なのでしょう。第一防衛ラインが突破されたら、第二防衛ラインに第一防衛ラインのリソースを回すか、または第一防衛ラインを縮小するという判断もありだと思います。でもその判断は首相と大臣が行うので、この本では話題にしていません。検疫の目的が病原体の国内への流入を防ぐのであれば、デルタ株やオミクロン株の流入についての元検疫所長としての意見もあるかと期待したものの、それはありませんでした。日本の細かい検疫とアメリカのおおざっぱな検疫の両方を経験した人間としては、次のパンデミックに備えて空港検疫の目的と方法について国レベルでの見直しが必要だと思っています。費用対効果を無視した検疫は誰のためにもなりません。酷使される検疫所員も気の毒だし、ワクチン済みで検査結果陰性でもホテルに監禁される旅行者にとっては人権侵害となっています。
2022年2月5日土曜日
昭和ひと桁世代
昭和ひと桁世代の平均寿命[^1]は50歳を下回っていました。またこの世代は戦争の影響を強く受けており、他の世代との単純な比較はできません。平均寿命が50歳を越えるのは昭和22年生まれからで、その後の60年で男性は28年、女性は31年寿命が延びています。この男女差は毎年数%あり、最近では8%まで差が開きました。男性は女性ほど健康に気を使わないという説と、男性は女性より生物学的に弱いという説があります。生物学的な差は60年であまり変わらないので、前者が的を得ていると思います。
2022年2月4日金曜日
シンガポール
香港からシンガポールに人が移動しているという記事[^1]です。香港の中国化とゼロコロナ政策によって、香港からシンガポールにアジアの拠点としてのビジネスが移っています。せっかくの機会なのにふたつの理由で日本にはこのビジネスは来ません。まず第一に日本では英語を公用語として使えません。第二に日本はコロナによる外国人の入国制限を続けており、日本語が話せる華僑も日本には入れません。第一の問題は日本の中に英語特区をつくれば解決します。でも第二の問題はいつまで続くか分かりません。非科学的な入国制限を続ける日本はますます孤立し、いずれ日本からシンガポールにビジネスの拠点が移るでしょう。このままでは日本資本の会社ですら、アジアの拠点を日本ではなくシンガポールに移しかねません。
2022年03月31日追記
香港のトップも香港からの人材流出を認めています。チャンスです。
2022年2月3日木曜日
非科学的態度
新型コロナのオミクロン株をインフルエンザと同等に扱う事への反論は、「悪性の変異株が出たらどうする」というものです。新型コロナそのものは現在第2類感染症で、結核と同じ扱いです。しかしそのオミクロン株は変異株とはいいながらも、別の病気といっていいほど症状が違います。さらにワクチンが普及し、飲み薬や抗体薬も使えるいま第2類感染症という分類を続けるのは非科学的です。オミクロン株は別の病気として第5類感染症と分類し、保健所や病院の仕事を減らすべきでしょう。「悪性の変異株」が出たら、その株を第2類感染症に分類すればいいだけです。新型コロナの変異株を全部同じ物として取り扱うから問題が起きます。オミクロン株をインフルエンザと同等に扱えば経済を回し、失業者も減らせます。今まで毎年インフルエンザで1万人の死者を許容してきたのに、それより少ない死亡者数の新型コロナを日本は怖がりすぎです。しかも国の基準では死因が何であるかに関わらず、死者がコロナ陽性であればコロナの死亡者数に含めています。高齢者はもともと病気に弱いので、コロナが陽性でも陰性でも高い確率で死にます。ワクチンを2回接種した人に行動の自由を与えて、ワクチン2回接種済みの外国人も自由に入国させるべきです。今こそワクチン・検査パッケージの出番です。
2022年02月09日追記
外国人入国制限は外国人差別でもあります。無意味な検疫は税金の無駄です。
2022年2月2日水曜日
コロナ後
世の中が変わった事に気付かない人が日本に沢山います。いずれコロナはなくなり、コロナ前の日本に戻ると信じている人たちです。でもコロナはなくなりません。このまま世界的な風邪になって、毎年インフルエンザと同時期に流行するコロナ風邪になります。鎖国を続けた日本を訪れる外国人観光客は減り、国内の旅館や飲食店もコロナ前の半分に減ります。行政のデジタル化は進むものの、その目的がデジタル化にとどまるので合理化には至りません。財政赤字は減らず、プライマリー・バランスは達成できません。東京都ですら人口が減り始め、空きアパートや空き家が目立つようになります。また消費税増税が必要となり、10年かけて今の10%から20%に税率が上がります。経済回復したければ、一刻も早く鎖国を止めることです。入国時にコロナのワクチン接種を必須にするだけで、出発前のPCR検査や入国後の抗原検査を廃止します。今の一日あたり3500人という入国人数の制限もやめます。国内人口が減る日本は、インバウンド観光なしでは栄えません。コロナと上手に付き合う国になりましょう。
2022年2月1日火曜日
汎用コロナワクチン
変異があっても新型コロナのウイルスに効くワクチンを開発中という記事[^1]です。それ自体は正しい方向だと思います。でもコロナワクチンにはもうひとつ課題があって、抗体が長持ちしない、つまり免疫が続かないという問題があります。毎年ワクチンを打つインフルエンザのようになる可能性があり、今まで症状が軽いからと見過ごされてきたコロナウイルスによる風邪に、一生続く免疫を得られるようなワクチンの開発も望みます。ワクチンが一生ものかどうかは何で決まるのでしょうか。ウイルスが変異しにくいなら一生続くのか、それともワクチンとして使うタンパク質の性質で決まるのか。もっと基本的な事として、抗体が時間とともに大きく減るのはコロナワクチンに限らない普通の事なのか。疑問は尽きません。3回打って効果抜群だとしても、それから半年経つと元の木阿弥となるのでは困ります。
2022年1月31日月曜日
コロナワクチンの限界
新型コロナのワクチンを3回接種するかどうかが今日のお題です。こちらのデータによると[^1]発症予防効果には明らかな差があるので、高齢者や免疫抑制中の人は3回目を受けるべきでしょう。もともと高齢者は2回でも不十分[^2]なので、3回目は必要です。その一方で基礎疾患のない若者には副反応を上回るメリットがなく、3回目は不要です。時間とともに発症予防効果が下がるのは3回目も同じで、イスラエルのデータ[^3]では4回目の接種についてあまり効果がないと言っています。ただし2回の接種で重症化は防げるので、5歳以上はまず2回接種で自分を守りましょう。
2022年1月30日日曜日
老衰とコロナ
ここ数ヶ月で親類が2人亡くなりました。92歳と94歳の姉弟です。どちらもコロナではありません。年をとって食事もできなくなり、枯れるように逝きました。医学的には老衰に相当します。こうした高齢者が亡くなるのは自然な事です。普通の医者は自分の患者が亡くなるのは良しとしないでしょうけど、自宅で看取りの体制なら無理に点滴などせず眠るように亡くなる患者を、担当のお医者様が夜中の往診でも死亡判定してくれます。医者の仕事は無駄に命を延ばす事ではありません。年寄りは放っておいても死にます。コロナと共生するという事は、コロナ陽性がどうかにかかわらず高齢者が亡くなる事を自然な事として受け入れるという事です。年寄りが病気に弱いのは、限られた資源を次世代に使わせる自然の知恵です。次世代を犠牲にしてまで年寄りが長生きするのは自然の摂理に反します。日本の寿命が世界一だとしても、それが次世代の日本人にマイナスに働くなら自慢できません。
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